航空会社:ノックエア
便名:DD8317
区間:CNX(チェンマイ国際空港)→DMK(バンコク/ドンムアン国際空港)
機材:737-800(HS-DBV)
利用日:2019/2/10
1.はじめに
LCCの発達しているタイ王国。タイエアアジア、タイ・ベトジェット、タイ・スマイル、タイ・ライオンエア...タイ国内を移動しようと思ってもいくつも航空会社があって迷ってしまいます。そんなLCC激戦区、タイでノックエアを利用しチェンマイからバンコク・ドンムアン空港に向かったときの搭乗記です。
2.航空券の購入方法
今回の航空券はノックエアのホームページ(https://www.nokair.com/)から購入しました。ノックエアのホームページは英語に対応しているので、比較的容易に購入できます。
ノックエアの運賃は
①Nok Lite、②Nok X-tra、③Nok MAXの3種類です。運賃の設定方法は日本のLCC、peachに似ています。
一番安いNok Liteは荷物7kgのみ機内持ち込み可。Nok X-traは7kgの持ち込み荷物に加えて20kgの荷物を預け入れることができます。一番高いNok MAXは機内持ち込み荷物、預け入れ荷物に加えて機内食も料金に入っており、変更手数料もかかりません。
旅のスタイルにもよりますが、タイに標準的な荷物で来ている方はNok X-traを利用するのがいいと思います。ちなみに私は荷物をほぼ持ってきていないこともあり、Nok-Liteの運賃で購入しました。
3.搭乗記
旅の始まりはチェンマイ国際空港からです。空港へはトゥクトゥクを利用していきました。
ノックエアの搭乗カウンターは48-50番です。出発の2時間前に空港に到着したため、カウンターはガラガラでした。国内線ですがパスポートを提示しチェックイン。レシートのような搭乗券を貰って保安検査場に向かいます。保安検査は日本のものとさほど変わらない印象を受けました。保安検査場を抜けて待合室へ。しかしそこには衝撃の光景が広がっていました。
待合室には人、人、人...
利用者に対して完全に空港のキャパシティーが追い付いていません。小さな空港ターミナルビルにこれだけの人がいるのは防火上マズイと思うのですが、問題ないのでしょうか...
空港の出発案内には「NEW GATE」の文字がずらり。待合室のキャパシティだけでなく駐機場も足りていないようです。
人口密度の高い待合室で時間をつぶし、いざ搭乗。
ノックエアの機体にはすべてクチバシが描かれています。なんだか可愛いですね。
機内はこんな感じ。737-800の189席仕様で、座席間隔は31インチです。これはなんと日本航空国内線の普通席と同じ。(エアアジア、peachは29インチです。)
さらに安全のしおりはヘッドレストの裏にあるため、快適に足を延ばすことができます。
座席に着いて読書をしているうちに飛行機はドアクローズ。非常設備の案内も終わり、飛行機は上空へ。
飛行機が安定飛行をしたところでCAさんから水の配布が始まります。なんとこの水、どの運賃で航空券を購入しても無料でついてきます。高温多湿のタイではすぐのどが渇くので、これはうれしいサービスです。
シートポケットにはこんな広告がありました。タイでこの価格は少し高い気がします。
そんなことを考えているうちに飛行機は降下を開始します。シートベルトサインが点灯し、ドムンアン空港に着陸します。
ドンムアン空港では搭乗橋ではなくタラップでの降機。前方のドアだけでなく後方のドアからも降りられます。
タラップを降りた後はバスに乗り込み、ターミナルビルへ移動。ドムンアン空港はきれいに整備されており、非常に快適です。
初めてのノックエアの利用でしたが、座席間隔やサービス内容など、非常に満足するものでした。そしてなんとこのノックエア、今年の12月20日には広島-バンコク/ドムンアン線の開設が予定されています。(http://sky-budget.com/2019/09/23/nokair-hiroshima-launch-dmk/)
広島周辺に在住の方でバンコクに興味がある人はぜひとも利用してみてはいかがでしょうか。安く快適にタイまで移動することができます。