航空会社:日本航空
便名:JL2753便
区間:OKD(札幌/丘珠空港)→HKD(函館空港)
機材:Saab340(JA01HC)
利用日:2020/7/12
今回の搭乗記は、HAC(北海エアシステム)の旧型機、Saab340の搭乗記です。
札幌・丘珠空港から函館空港へと向かいます。
1.購入方法
予約方法に関しては、復路で利用したHACのATR42搭乗記に掲載してありますので、そちらをご覧ください。
2.搭乗記
今回の出発地点は丘珠空港です。丘珠空港は札幌市街の北に位置しており、札幌駅からバスで30分ほどの距離にあります。
ターミナルビルの中に入り、1階にあるチェックインカウンターを覗いてみます。有人カウンターは2つのみ設置されており、いかにも地方空港といった佇まいとなっています。
有人カウンターの前には飛沫感染防止のためのビニールが設置されており、新型コロナウイルス対策が行われていました。
2階に上がります。保安検査場の前には売店があります。売店では、「じゃがポックル」「白い恋人」など、北海道を代表する銘菓が売られていました。
売店の隣には、航空機のしくみや札幌の歴史を紹介している小さな博物館が設置されています。館内には、HACのSaab340で使用されていた座席も展示されていました。
博物館コーナーでは、パネルを使用して札幌の歴史が詳しく書かれています。飛行機の時間を忘れて見入ってしまいそうです。
博物館コーナーでは、飛行機の模型も展示されています。今回搭乗するSaab340のほかに、HACの最新鋭機ATR42、FDAのERJも展示されていました。
保安検査を受け、制限エリア内へと入ります。待合室内には函館定期観光バスや百合が原公園の広告がありました。東京の会社の広告も多い新千歳空港との違いを感じます。
搭乗案内が始まり、機内へと入ります。本日の搭乗機はJA01HC、1998年登録の機材となっています。
機内へと入ります。ほかのJALグループの機材に合わせて、HACの座席もダークグレーとなっています。
HACのSaab340は2017年に座席のリニューアルを行っており、従来よりも足元が広くなりました。リニューアルした座席では、シートポケットがテーブルの上に配置されています。
機内に入ると同時に、CAさんからアルコールシートが配布されました。新型コロナウイルスが流行する時代でも、空の旅を安全に過ごしてほしいというHACの配慮が感じられます。
乗客の搭乗が終わり、飛行機のドアが閉められます。最新鋭機ATRと異なり、Saab340は機体前方に出入り口があります。CAさんがドアを閉める光景を目にすることができるのも、Saab340ならではです。
飛行機は丘珠空港のRWY32を離陸、すぐさま旋回し、南へと向かっていきます。
機外を眺めていたら、飛行機はすぐさま函館へ。函館山、摩周丸などの函館らしい風景を望みながら、飛行機は徐々に高度を下げていきます。
飛行機は函館空港のRWY12に着陸。オープンスポットに到着します。ターミナルビル内の到着ロビーには、函館名物ラッキーピエロの広告がありました。
3.まとめ
退役が近づいているSaab340でしたが、座席がリニューアルされていることもあり、快適に移動できました。日本の空から消えつつあるSaab340に、皆様も搭乗してみてはいかがでしょうか。
※不定期に行っている日曜日の更新ですが、しばらくは行わないつもりです。ご了承ください。