※写真の機体は搭乗したものと異なります。
航空会社:AIR DO
便名:HD36便
区間:CTS(札幌/新千歳空港)→HND(東京/東京国際空港(羽田))
機材:737-700(JA11AN)
利用日:2020/9/11
今回の搭乗記はAIR DOです。
北海道を本拠地とする航空会社であるだけに、機内誌やドリンクサービスといった機内のサービスに北海道らしさが感じられました。
1.はじめに
「北海道の翼」として知られているAIR DO。
道外へと利用客を運ぶ、道民や北海道へ向かう観光客にとってなくてはならない航空会社となっています。
AIR DOは1998年に運航を開始した新興航空会社です。
立ち位置としてはJALやANAのようなFSCとLCC(格安航空会社)の中間で、上級会員の制度はないものの、FSCよりも安い価格で飛行機を利用できます。
利用する空港も羽田空港で、東京から遠い成田空港を使う必要もありません。
就航路線は羽田-新千歳、函館、旭川、女満別、釧路、帯広線と、仙台-新千歳線、中部-新千歳、函館線、神戸-新千歳線と、三大都市圏と道内を結ぶ路線をほぼカバーしています。
今回はそんなAIR DOを利用して、新千歳から羽田へと向かいます。
2.搭乗記
今回の出発地点は、新千歳空港です。
AIR DOは新千歳空港のターミナル北側から出発します。AIR DOは新千歳空港に独自のカウンターを持っていますので、そちらでチェックインすることが可能です。
なお、AIR DOはANAと提携している関係で、手荷物はANAの手荷物預かりシステムで預けることになります。
チェックインカウンターの横には、AIR DOのキャラクター「ベア・ドゥ」のぬいぐるみがありました。
時世を反映して、フェイスシールドをしていました。
保安検査を抜け、制限エリアへと進みます。
ソーシャルディスタンスを守るため、搭乗口前には目安となる足跡が印刷されています。
搭乗時刻となり、機内への案内が開始されます。
機内への案内は、機体後方の乗客から行われていました。
今回利用する機体は737-700、JA11ANです。
JA11ANは2007年に登録され、当初はANAで運用されていた機体です。
2013年にに移籍し、以来AIR DOで運用されています。
機内へと入ります。
AIR DO の737-700は、普通席のみの144席仕様となっています。
落ち着いたネイビーの座席が目を引きます。
シート背面には、テーブルのみが配置されていました。
飛行機は乗客を乗せてドアクローズ。
座席上からモニターが出てきて、緊急時の案内が放映されます。
ちなみにこのシートモニター、展開されると「カチカチカチ」といったプラスチックがこすれるような音が出ます。
使用上は問題ないと思うのですが、モニターが壊れそうで心配です。
飛行機は新千歳空港のRWY01Lから離陸、右に180度旋回し、東京を目指します。
離陸から30分後にはドリンクサービスが開始されました。
AIR DOのドリンクサービスは
①オニオンスープ
②綾鷹
③ミネラルウォーター
④アップルドリンク
の中から選択することができます。
今回は①のオニオンスープを選択。
北海道北見の玉ねぎを使用したスープは程よい塩分で、非常に美味しかったです。
(別日に撮影)
今回のフライトでは新型コロナウイルス対策のために各座席に機内誌は置かれていませんでしたが、通常時であれば「rapora」という機内誌を読むことができます。
(別日に撮影)
2019年3月の特集は、北海道のローカルフードでした。
ジンギスカン、スープカレーと言ったメジャーなものから帯広のインディアンカレー、釧路のスパカツなどのマニアックなものまで、幅広く紹介されていました。
ちなみにAIR DOの機内誌はHP(機内誌rapora(ラポラ) | サービス・機材 | 北海道発着の飛行機予約・空席照会|AIRDO(エア・ドゥ))でも見られますので、興味のある方はのぞいて見てください。
しばらくすると飛行機は羽田空港に向け降下を開始。
機内のモニターには現在の飛行機の位置が映し出されます。
モニターには「瀋陽」「広州」「バンコク/スワンナプーム」の文字がありました。
これらの場所に気軽に行けた時代が、かなり昔のことのようです。
着陸間際、関東平野のどこかの街の夜景を見ることができました。
移りゆく街の夜景を眺められるのは、夜のフライトならではです。
飛行機は羽田空港のRWY34Rに着陸。
オープンスポットへと移動します。
シートベルト着用サインが消えてから出口に人が殺到するのは、コロナ禍のご時世でも相変わらずです。
飛行機から降りて、バスに向かいます。
搭乗機のすぐ後ろでは、ソラシドエアの737-800が通過していきました。
ランプバスで到着口へと到着。
最終も近い時間帯ですので、急いで空港を後にしました。
3.まとめ
AIR DOの搭乗記をお届けしました。
札幌に本社を置く航空会社らしく、ドリンクメニューや機内誌に北海道らしさを感じることができました。
みなさんも、機内でも北海道を感じられるAIR DOを利用してみるのはいかがでしょうか。
同じ新興航空会社であるソラシドエアの搭乗記はこちら