白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

搭乗記 vol.44.2 WIZZ AIR1568便 キエフ(ジュリャーヌィ)→ワルシャワ(搭乗編)

 

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※写真は、搭乗機と異なります。

フライト情報

航空会社:ウィズエアー

便名:W61568便

区間:IEV(キエフ/ジュリャーヌィ国際空港)→WAW(ワルシャワ/ショパン空港)

機材:A320(HA-LYX)

利用日:2020/1/2

 

ウクライナのキエフから、ワルシャワへと向かいます。予約方法に関してはこちらの記事をご覧ください

aroundairport.hatenablog.com

 

4.搭乗記

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今回の出発地点はウクライナの首都、キエフにあるジュリャーヌィ国際空港です。キエフには2つの国際空港がありますが、ウィズエアーはマイナーなジュリャーヌィ国際空港を使用しているため、注意が必要です。

 

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 この日のW61568便のチェックインカウンターは、1-10番を使用していました。今回私は「WIZZ GO」のプランで予約しているため、通常の航空会社と同じ要領でチェックインを済ませます。特段複雑なやりとりもなく、簡単にチェックインできました。

 

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チェックインカウンターの前には手荷物が規格内であるかを確認するためのゲージが置ありましたが、使用している人は見かけませんでした。チェックインしたのがウクライナの空港であるため、荷物の重量やサイズに厳密ではないのかもしれません。

 

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出国審査を終え、制限エリアへと進みます。国際線の発着は少ないジュリャーヌィ国際空港ですが、しっかりと免税店も営業していました。

 

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出国審査場から3分ほど歩き、出発ゲート前につきました。出発時刻が近づくにつれ、人が集まってきます。LCCだけあって待機列も長いですが、「WIZZ GO」運賃には優先搭乗の特典も含まれています。安い運賃で購入した人たちよりも早く搭乗ゲートを通ります。

 

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優先搭乗とは言っても、先に入場できるのは飛行機へ向かうバスの中までです。W61568便の出発時刻は朝の6時10分。搭乗橋は余っているはずですが、この便はオープンスポットからの出発です。搭乗橋を使わずにオープンスポット(沖止め)とするのも、安い運賃を提供するLCCのテクニックとなっています。

 

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欧州のLCCらしく、後部ドアにもタラップがつけられていました。機体後方からも乗客が乗り込みます。

 

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今回利用する機体はHA-LYX、2018年登録のA320です。A320のLCCですので、定員は180名です。新しい機体ということもあり、座席にも清潔感が感じられます。

 

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座席背面を見てみます。最近のトレンドである足元部分がくり抜かれた形状です。日本のLCC、Peachの座席に似ている印象を受けます。(Peachの搭乗記はこちら→

搭乗記vol.37.2 Peach585便 成田→新千歳(搭乗編) - 白ちゃんの旅ノート)

 

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全員の搭乗が終了し、ドアクローズ。W61568便はジュリャーヌィ国際空港のRWY26から離陸していきます。早朝のフライトだけあって、機内は消灯されていました。

 

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機内誌をのぞいてみます。ウィズエアーの機内誌は「Wizz」と銘打たれており、英語で書かれています。機内誌の厚さもFSC並で、非常に読み応えがあります。

 

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 機内誌では、ヨーロッパ各地の名所やイベントについて書かれていました。LCCらしく、機内誌各所に広告があるのも特徴です。

 

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機内販売のメニューを開いて見ます。イギリスやギリシャ、イタリアなどの様々な国のお菓子が販売されています。値段はそれほど高いとは感じませんが、機内販売を利用していた人はいませんでした。

 

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飛行機は高度を下げ、ショパン空港のRWY33に着陸。搭乗時と同様、タラップでの降機となります。

 

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ターミナルビルに入り、入国審査を受けます。ヨーロッパでの宿泊日数を少し聞かれただけで、すぐに入国印を押してくれました。8番ゲートにて荷物を回収し、電車で市内へと向かいます。

 

5.まとめ

日本と勝手が違うと言われているヨーロッパLCCでしたが、価格の高いプランを利用することによってFSCと同じように利用できました。サービスレベルも日本と同じ仕様で、安心して利用できると思います。みなさんも、ヨーロッパ旅行の際はウィズエアーを利用してみるのはいかがでしょうか。