航空会社:日本航空
便名:6J25便
区間:OKA(沖縄/那覇空港)→ITM(大阪/大阪国際空港(伊丹))
機材:737-800(JA801X)
利用日:2020/10/5
今回の搭乗記はソラシドエアです。
本来であればドリンクサービスや機内誌で、九州・沖縄地方の魅力を感じることができるのですが、新型コロナウイルスの影響で魅力が半減してしまいました。
1.はじめに
ソラシドエアは2002年に就航を開始した航空会社で、スカイマークやAIR DOとともに、新規参入航空会社の1つとして位置づけられます。
「九州・沖縄の翼」をキャッチコピーとして、羽田空港と九州各地の空港を結ぶ路線、那覇空港から西日本各地の空港を結ぶ路線を中心に運航しています。
今回は、ソラシドエアを利用して神戸空港から那覇空港へと向かいます。
2.購入方法
航空会社公式HP(航空券 予約/空席照会/運賃案内|ソラシドエア)から予約しています。
ソラシドエアの航空券は、共同運航しているANAのHP(ANA|航空券 予約・空席照会・運賃案内・国内線)からも購入できますが、ソラシドエアのHPから購入するよりも高価になってしまうので注意が必要です。
今回はソラシドエア公式HPから予約した場合を解説していきます。
ソラシドエアの航空券の種別は、キャンセル料金の扱いなどによって予約変更可能運賃、早期割引、直前割引、条件付き割引とかなり細分化されています。(各種運賃一覧|運賃のご案内|ソラシドエア)
しかし、予約時にそれほど難しく考える必要性はありません。
「おすすめ」タブをクリックすると、最も安い運賃が表示されます。
キャンセルする可能性がないのであれば、「おすすめ」タブにある最も安い運賃を選択します。搭乗者の上方を入力し、クレジットカードやコンビニで決済をすると、航空券の購入が完了します。
今回私は直前に予約したため、「特売り7日前」の運賃で購入しました。
購入が完了すると、座席を事前に指定できるようになります。
ソラシドエアはLCCではないため、座席指定料金はかかりません。
ソラシドエアの機材はA、F席が窓側、13、14列目が非常口座席となっています。
3.搭乗記
今回の出発地点は神戸空港です。
ソラシドエアはANAと連携しているため、神戸空港のターミナルを入って左側にあるANAのカウンターでチェックインを行います。
保安検査場を抜け、制限エリアへと入ります。
制限エリアの中にはお土産屋さんもあり、出発直前に買い物をしたくなったときにも対応できます。
今回搭乗するのは737-800、JA801Xです。
この機体は2011年に登録されたもので、登録以来ソラシドエアで活躍しています。
搭乗時刻となり、機内へと入ります。背の高いシートが目を引きます。
ソラシドエアの737-800は174席または176席仕様となっており、177席仕様であるスカイマークのシートピッチとほぼ同等です。
一般的な背丈の人であれば、前の座席に脚が支えるということもないでしょう。
座席背面を見てみます。シートポケットとテーブルのみのシンプルな配置です。
シートモニターはありません。
本来であれば機内誌がシートポケットの中に入っているのですが、新型コロナウイルス対策のために撤去されています。
※機内誌を読みたい場合は、客室乗務員の方に声をかければ持ってきて貰えます。
なお、機内誌はソラシドエアホームページ(ソラタネ|Solaseed Air)でも見ることができます。
ソラシドエアの路線は比較的長めのフライトが多いので、本やタブレットを用意しておいたほうが良さそうです。
乗客全員が乗り終わり、飛行機はドアクローズ。
様々な色を出せるボーイングスカイインテリアが、機内を彩ります。
プッシュバックが終わり、飛行機は滑走路へと向かいます。
グランドハンドリングの皆さんに手を振られて、沖縄への旅がはじまります。
飛行機はRWY27より離陸。
明石海峡の上空を進みながら、南西へと向かいます。
写真は淡路島上空を通過しているときのもの。徳島へと伸びる高速道路が、くっきりと見えます。
離陸から20分後、ドリンクサービスが始まります。本来であればアゴユズスープやハーブティーなどの特徴的な飲み物をいただけるのですが、新型コロナウイルス対策のためアップルジュースか緑茶のみ提供されています。(2020年10月現在)
飛行機はなおも南西へと飛び続けます。
離陸から1時間半ほど飛行し、ようやく沖縄本島の上空にたどりつきました。
この日の着陸滑走路はRWY36L。沖縄本島を東側から回り込みます。
平安座島、浜比嘉島と南国の美しい海が見えます。
那覇空港はすぐそこです。
15時30分、ソラシドエア25便は那覇空港の滑走路36Lに着陸しました。
新しくできた那覇空港第2滑走路の上を走行し、感動もひとしおです。
飛行機は第1滑走路を横断し、那覇空港に到着します。
湿気を含んだ沖縄独自の空気が、全身を包みます。
私は手荷物レーンを横切り、ゆいレール乗り場へと向かいました。
4.まとめ
新興航空会社の1つであるソラシドエア。本来であればアゴユズスープや機内誌で九州の魅力を機内で感じることができるのですが、新型コロナウイルスの影響で特色を感じづらくなっています。
機内サービスが通常戻ったときに、もう一度乗りたいものです。
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