(写真は搭乗機とは異なります。)
今回の搭乗記は、ANA(全日本空輸)の787-8です。
FSCとしては標準的なサービスで、快適に東京に向かえました。
航空会社:全日本空輸(ANA)
便名:NH50便
区間:CTS(札幌/新千歳空港)→HND(東京/東京国際空港(羽田))
機材:787-8(JA811A)
利用日:2020/10/3
1.はじめに
新千歳空港から羽田空港に向かう便は1日約50便ありますが、その中でも最も早い時間に出発するのがNH50便です。
この便に搭乗すると、9時過ぎには羽田空港に到着します。
東京では午前中から仕事を開始することも可能です。
今回は、このNH50便に搭乗して羽田空港に向かいます。
2.搭乗記
今回の出発地点は、新千歳空港です。
ANAのカウンターは、ターミナルビルの北側にあります。
ちなみにANAのチェックインカウンターの中には、国際線乗り継ぎカウンターもあります。
新千歳空港で預けた荷物を海外の空港で受け取ることができます。
保安検査場を通過し、待合室へと向かいます。
土曜日の早朝便ですので、それほど乗客はいませんでした。
余談ですが、ANAはコロナ対策として上級会員の優先搭乗を休止し、別レーンからの搭乗に変更しています。
非上級会員からすると、早い段階で機内に入れるので嬉しいですね。
今回搭乗するのはJA811A、2012年7月に受領した787です。
ANAに登録されてからは、国内線で運用されています。
機内へと入ります。
ANAの787の座席は、FSCとしては標準的な厚さの座席となっています。
可動式のヘッドレストはありません。
座席背面を見てみます。
安全のしおりは頭部裏にあり、脚の部分はなるべく薄くなるように設計されています。
FSCの座席であることも相まって、足元に余裕があります。
天井部分を見てみます。787らしい、高い天井が目を惹きます。
新しい機材らしく、オーバーヘッドコンパートメントも大きく作られています。
キャリーケース程度の大きさであれば収納できます。
最近はオーバーヘッドコンパートメントに荷物が入らないことによる遅延も起きているので、最新機材での運航は嬉しいですね。
搭乗した日のNH50瓶は、滑走路19Rからの離陸です。
離陸後、飛行機はひたすら南へと向かって飛んでいきます。
離陸待ちの時間がないのは、朝一番の飛行機の魅力です。
787では、窓の明暗の調整は窓下についているボタンで行うことになります。
このボタンがあることによって、窓からの光を抑えつつ外の景色を楽しめることができるのです。
この機能は便利なので、ぜひ他の機材にも導入してほしいですね。
安定飛行に入り、シートベルト着用サインが消灯します。
最新鋭機である787のエンジン音は非常に静かで、快適に過ごせます。
朝早い時間帯であることも手伝って、安定飛行に入ってからすぐに寝てしまいました。
ドリンクサービスにも気づかず、自分が起きた頃には飛行機はすでに関東平野を飛んでいました...
飛行機はRWY 34Rに着陸。駐機場へと向かいます。
スポットに到着したのは午前9時ちょうど。
この時間帯であれば、午前中から時間を有効活用できそうです。
3.まとめ
初めてNH50便を使用しましたが、最新鋭機787での運航ということもあって快適に東京へ向かえました。
東京で前泊したくない北海道の方々は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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