(※写真は搭乗した機体とは異なります。)
今回の搭乗記は、香港航空のA320です。
短距離路線用の機材で設備も簡素なものでしたが、深夜便だったこともあり特に気にすることなく日本へと戻って来られました。
航空会社:香港航空
便名:HX616便
区間:HKG(香港国際空港)→KIX(大阪/関西国際空港)
機材:A320(B-LPN)
利用日:2018/5/5
1.はじめに
香港を代表する航空会社といえばキャセイパシフィック航空ですが、香港にはもうひとつ、香港航空というFSCがあります。
香港航空は香港を本拠地として、東アジア、東南アジア各国へと就航している航空会社です。
キャセイパシフィック航空よりも安く、時にはとんでもない安価で航空券が売られていることもあります。
今回は、そんな香港航空を利用して香港から関西国際空港を目指します。
2.購入方法
香港航空公式HP(香港航空| 公式サイト|おトクな 航空券予約| 日本- Hong Kong Airlines)から購入しています。詳しい購入方法は、往路の記事をご覧ください。
3.搭乗記
今回の出発地点は香港空港です。
深夜便が集中する時間となり、空港には多くの人が集まっています。
キオスクで手続きを行い、搭乗券を発行してもらいます。
余談ですが、キオスクに行った際に係員の人が私に広東語で話してきました。
同じアジア人なので、最初は分からないですよね。
出国手続きを行い、搭乗口へと向かいます。
香港航空は出国審査場に近い本館ではなく、サテライトを使用します。
サテライトにはほとんど人がおらず、営業している店が少ないことも相まって少し異様な雰囲気です。
今回利用するHX616便が209番ゲートからの出発です。
616便の出発時刻は午前1時。眠い目をこすりながら出発時刻を待ちます。
機内へと入ります。今回利用するのはB-LPN、2015年登録のA320です。
この機体は製造以来一貫して香港航空で活躍しています。
普段は日本線だけでなく、東アジア方面の短距離用路線で使用されているようです。
座席は濃い赤で統一されており、落ち着いた雰囲気を出しています。
短距離用路線機材であるからか、座席に個人用モニターは設置されておらず、シートピッチも往路で利用したA330より狭くなっています。
搭乗が終了し、香港をあとにします。
離陸から30分後、機内食の時間となりました。献立はパスタにそば、豆腐花というものでした。
機内食にそばは定番と言っても差し支えないでしょう。
機内食につくことが多いのは、作りやすいことと日本らしいメニューであることからでしょうか。
豆腐花は東南アジアの食べ物で、香港ではスイーツとして食べられています。
食感としては、豆腐というよりもゼリーに近いです。
機内食の時間が終わり、眠くなってしまった私は仮眠します。
ANAやJALの国内線機材のように、オーバーヘッドキャビンから画面が出てきて、旅番組が放送されていました。
仮眠から目が覚めたときには着陸態勢に入っていました。
飛行機は関西国際空港ARWYに着陸し、スポットに入ります。
帰国のスタンプを押してもらいます。
HX616便には日本人がほとんど乗っていなかった影響で、手続きもスムーズに進みました。
駅へ移動し、足早に早朝の大阪市街へと向かいました。
4.まとめ
往路のA330のように機内モニターはありませんでしたが、きちんと機内食も提供されて一般的なFSCのサービスレベルでした。
キャセイパシフィック航空ほど高くなく、香港エクスプレスほどサービスが簡素化されていない香港航空を使ってみるのはいかがでしょうか。
往路の搭乗記はこちら
キャセイパシフィック航空の搭乗記はこちら