(エアポートミュージアムの隣に展示されているFA-200)
今回紹介するのは仙台空港にある航空博物館、「とぶっちゃ」です。
小さな規模ながらも濃い展示内容でした。
1.はじめに
東北の中心地、仙台の南にある仙台空港。
北海道や関西への出発地点として、また国際線の就航地として多くの人に利用されています。
2016年には民営化されており、就航地の拡大などさらなる発展が期待されています。
そんな仙台空港ですが、ターミナルビル内にはとぶっちゃという小さな航空博物館が設置されています。
エアポートミュージアム「とぶっちゃ」|仙台国際空港|Sendai International Airport Co.,Ltd.
今回は、そのとぶっちゃの訪問記です。
2.訪問記
仙台空港は3階建ての比較的小さなターミナルビルです。
とぶっちゃにいくには、ターミナル中央にあるエスカレーターで3階に行く必要があります。
エスカレーターを昇り、左手に進むととぶっちゃがあります。
とぶっちゃの入り口には、イメージキャラクターである「ヘロンくん」が描かれています。
入り口の壁には、台空港を発着する航空機の模型が飾られています。
仙台空港の規模は大きくないですが、多彩な航空会社が就航していますね。
飛行機の模型を見ていると、アシアナ航空のA330を発見しました。
しかしプロフィールにかかれているのは「A321」の文字。
書いた人は飛行機に詳しくないのかも...
とぶっちゃに入って右手にはパネルコーナーがありました。
子供向けではありますが、大人でも知らない空港や飛行機の知られざる世界について学べます。
とぶっちゃの一番奥には、A300-600Rの訓練用コックピットが展示されています。
このコックピットは元々日本航空で使用されていたもののようです。
日本航空で活躍していたA300-600Rは元々JAS(日本エアシステム)のものですので、この訓練用コックピットも元々はJASの施設内にあったものかもしれません。
訓練用コックピットですので、機内が完全に再現されている訳ではありませんが、コックピットの雰囲気を味わえます。
(※私が訪問した2020年11月現在コックピットは閉鎖されていました)
コックピット外側から見てみます。
エアバス機特有のあの外観も再現されています。
コックピットの隣には、ギャレーが展示されています。
カートや棚まで再現されており、本物の機内にいるかのようです。
ギャレーの隣には不自然な空間が広がっていますが、ここは元々ビジネスクラスの座席があった場所のようです。
今は普通のベンチがあるだけになっています。
コックピットの隣には「ぼくは航空管制官3 ハワイホノルル空港」を体験できるコーナーもあったようですが、現在は撤去されています。
ちなみにこのゲームは市販されていますので、自宅でプレイすることが可能です。
気になる方は是非やってみてください。
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エアポートミュージアムには、航空関係の仕事を体験できるコーナーもあります。
エアポートミュージアムの入り口に置かれているフライトシミュレーターは、1回100円でできます。
3.まとめ
とぶっちゃは小さな施設ですが、航空好きの子供だけでなく大人も楽しめる施設となっています。
仙台空港に寄る機会があれば是非いってみてはいかがでしょうか。
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