国内線の標準的な機材の767に乗って新千歳を目指します。
比較的古い機材ですが所々リニューアルされており、快適に移動することができました。
航空会社:全日本空輸
便名:ANA63便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田))→CTS(札幌/新千歳空港)
機材:767-300ER(JA610A)
利用日:2021/5/6
1.はじめに
1987から順次導入され、2012年まで長きに渡り導入されたANAの767。
どちらかというと地方発着路線に振り分けられていた767ですが、777のエンジントラブルのの影響で幹線に投入されることも多くなってきました。
今回はそんなANAの767に乗って、羽田から新千歳へと向かいます。
2.搭乗記
出発は羽田空港第2ターミナルから。
GW最終日だけあって大勢の人で賑わっています。
保安検査を終え、搭乗口へと進みます。
今回使用するのは保安検査場をすぐにでたところにある60番搭乗口。
AIR DOやソラシドエアといった新興航空会社は保安検査場から延々と歩かなければならない中、ANAのヒエラルキーの高さを感じます。
今回搭乗するのはJA610A。2003年導入の比較的古い機材です。
しかし機内はリニューアルされており、座席は新しいものに交換されています。
座席を背面から見てみます。
シートポケットが上部にもある新しいタイプです。
足元がえぐれているような形をしているため、若干足元に余裕があります。
座席の足元にはUSBポートが付属しており、機内でスマホの充電をすることが可能です。
機内を観察していると機内安全ビデオが始まりました。
機内の大画面に映し出されるスタイルも、過去のものとなっていくのでしょうね。
飛行機は羽田空港RWY16Lから出発。
離陸待ちの無いスムーズな離陸でした。
東京を後にしていきます。
離陸後しばらくして機内Wifiを開いてみます。
するとCAさんのアナウンスがあると同時に、画面上部に「アナウンス中」の文字が現れます。
アナウンス中は画面を操作できないようになっていました。
Wifiに接続します。
ANAのWifiにはインターネットに接続できる機能のほか、フライトマップ、日テレNEWSやCNNjpなどを見られます。
トイレに立ち寄ります。
全面禁煙の機内ですが、灰皿があります。
飛行機は全面禁煙にも関わらず灰皿の設置義務があるのですね。
出典:なぜ全席禁煙でトイレに灰皿?飛行機のトイレの謎 |ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
ドリンクサービスの時間になりました。
今回はスープを注文。
程よい塩加減が大好きです。
飛行機は雲の上を飛行し、北海道上空へ。
滑走路北側から新千歳空港にアプローチして行きます。
飛行機はRWY19Lに着陸。
国内線ターミナルへと向かって行きます。
飛行機を降り、到着ロビーへと向かいます。
今回利用したANA便とほぼ同時刻にIBEXの福岡便も到着したため、大混雑していました。
3.まとめ
ANAの国内線用767ですが、比較的古い機材ながらもリニューアルされており快適に過ごすことができました。
国内専用の777がエンジントラブルで飛べなくなっている現在、767が果たす役割は大きくなっているといえます。
今後の767の活躍に期待です。
そのほかの会社の767搭乗記はこちら