白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

搭乗記vol.65.1 ANA421便 伊丹→福岡(国際線ビジネスクラス座席)(前編)

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ANAの国際線機材(通称78M)のプレミアムクラスで伊丹から福岡に向かいます。

短い時間のフライトでしたが、FSCらしい素晴らしいサービスを受けることができました。

 

フライト情報

航空会社:全日本空輸

便名:ANA421便

区間:ITM(大阪/大阪国際空港(伊丹))→FUK(福岡空港)

機材:787-8(JA802A)

利用日:2021/7/22

 

 

 

1.プレミアムクラスとは

プレミアムクラスとはANA国内線における上級クラスで、優先カウンター、ラウンジの使用、ゆったりとした座席を利用できるサービスです。

飛行中には機内食も出ます。

プレミアムクラスというだけあって運賃も高額で、普通席の2-3倍の価格となっています。

詳しいサービス内容はANAHPをご覧ください。

プレミアムクラス ~チェックインからご搭乗まで~|ANA

 

2.予約方法

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今回もANAHP(https://www.ana.co.jp/)から予約を行っています。

使用機材の欄に「78M」と書かれているのが国際線機材です。

伊丹-福岡線は新幹線との競合があるため、航空券を安価に入手できる路線の一つですが、あくまで航空券を安価に入手できるのは普通席です。この時点でプレミアムクラスを予約すると、普通席の倍の2万円の価格となってしまいます。(伊丹-福岡線の場合)

しかしANAには「アップグレード」というお得にプレミアムクラスに乗れるシステムがあるので、とりあいず普通席を確保して搭乗2日前を待ちます。 

 

3.アップグレード

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ANAにはアップグレードという制度が存在します。アップグレードとは搭乗の直前(ANAマイレージクラブ会員の場合は2日前〜出発の20分前)に普通席をプレミアムクラスに変更することです。

 

78Mはビジネスクラスの座席がプレミアムクラスとして使用されます。国際線ではビジネスクラスを利用する人が多いため、78Mの機材にはビジネスクラス、つまりプレミアムクラスの座席が多く設定されています。したがって、プレミアムクラスの空きが出る確率が高い機材となっているのです。

 

アップグレードの方法は簡単です。

ANAのアプリから「予約確認」に行き、「アップグレード」のところをクリックします。アップグレードにかかる費用を支払い、手続きは完了。

これでビジネスクラスの座席に乗ることができます。

ちなみにこの方法でアップグレードを行うと、伊丹-福岡線の場合7000円となります(当日アップグレードの場合は8000円)

詳しくはANAHPをご覧ください。(ANAマイレージクラブ会員限定 普通席からプレミアムクラスへのアップグレードが搭乗2日前から可能に!|ANA)

 

4.チェックイン~ANAラウンジ

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出発は伊丹空港から。伊丹空港はここ数年でリニューアルされ、昭和の空港という従来のイメージが刷新されました。

通常のチェックイン1階のカウンターで行いますが、プレミアムクラスの乗客は2階にある専用のカウンターでチェックインすることもできます。

 

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こちらがその専用のカウンターの入り口。

左の一般客が利用する保安検査に比べ、豪華な作りになっています。

 

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入り口を過ぎるとカウンターがあります。

この日は4連休の初日。元々ここは多くの人が来ることを想定していないため、カウンターも混雑していました。

私はスキップサービスで事前に座席を指定している&預け入れ荷物がないので、カウンターを素通りし、隣の保安検査場に進みます。

 

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保安検査場を抜けてしばらく歩くと、ラウンジの入り口が見えてきます。

受付で搭乗券をかざし、ラウンジに入ります。

伊丹空港のANAラウンジは2種類ありますが、プレミアムクラスで入れるのはグレードの低いANAラウンジの方になります。

 

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伊丹のANAラウンジはドリンクバーとカウンター、ソファーが配置された典型的な形です。

ドリンクバーにはビールやウイスキー、ソフトドリンクが置いてあります。

JALでは最近提供休止中の牛乳も置いてありました。

ビジネス客が多く利用する空港ということもあり、ラウンジのスペースは広くとられています。

 

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ラウンジのカウンターからは、滑走路を眺められます。

離発着数の多い伊丹空港ですので、ラウンジからは多くの飛行機を見ることができます。

 

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さて、ラウンジを抜け、搭乗口へと向かいます。一般客の動線とはここで合流です。

写真に写っているウォークスルー型の店の様子は過去の搭乗記で取り上げていますので、そちらをお読みください。

aroundairport.hatenablog.com

 

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私が搭乗口に着いた頃には、全ての乗客を機内に案内していました。

私も急いでゲートを通り抜けます。

 

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今回お世話になるのはJA802A。2011年に導入された機体で、ほぼ同時期に導入されたJA801Aとともに787の中では最古参の機体となります。

導入当初から2017年までは通称「サバ」と呼ばれる特別塗装が施された機体でもあります。

 

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機体に入るとそこには国際線の空間が広がっていました。プレミアムクラスの旅のはじまりです!

(後半に続く 後半は↓)

aroundairport.hatenablog.com