白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

搭乗記vol.67.1 天草エアライン201便 天草→熊本(前編)

f:id:sunport:20210907194354j:plain

本ブログで初めて取り上げる天草エアラインの搭乗記です。

地域航空会社ということもあり、カルチャーショックあふれるフライトでした。

 

フライト情報

航空会社:天草エアライン

便名:MZ201便

区間:AXJ(天草空港)→KMJ(熊本空港)

機材:ATR42-600(JA01AM)

利用日:2021/7/24

 

 

1.天草エアラインとは?

イルカウォッチングや南蛮文化で有名な天草。

そんな天草と九州本土を結ぶのが、今回搭乗する天草エアラインです。

 

天草エアライン(愛称AMX)は2000年に就航を開始した第3セクターの航空会社で、熊本県の天草空港を中心に天草-福岡、天草-熊本、熊本-大阪(伊丹)に就航しています。

保有機材が1機しか無いのが特徴で、機材整備の時期になると日本エアコミューターの機材を借りて運航しています。

今回は天草エアラインを利用して、天草から熊本空港を目指します。

 

2.予約方法

天草エアラインの公式HPからも利用できますが、今回は天草エアラインと提携しているJALのHPから予約しています。

f:id:sunport:20210908204825j:plain

JALのHPから予約を行うと、天草→熊本→羽田や、天草→福岡→羽田といった経路を一度に予約することができるのでおすすめです。

 

3.本渡バスターミナルから天草空港まで~乗り継ぎ時間は1分...?~

f:id:sunport:20210907194410j:plain

今回は天草の市街地にある本渡バスターミナルから始まります。

今回利用するバスは9:20発。3番乗り場から出発です。

 

f:id:sunport:20210907194426j:plain

ところがこのバス、普通はありえないことが起こっています。

9:20にバスターミナルを出た連絡バスは9:34分に空港に到着。

対する飛行機の出発時刻は9:55。

なんとこの連絡バス、出発の21分前に空港に到着するのです。

 

大都市の空港でやったら係員の人が大慌てで誘導するパターンですが、バスターミナルの人に行ったら問題ないとのこと。

半信半疑ですがその言葉を信じてバスに乗り込みます。

 

f:id:sunport:20210907201532j:plain

バスターミナルを出たバスは本渡の市街地を抜け、天草空港に到着します。

天草エアラインのみが就航する小さな空港ですがそれなりに大きなターミナルです。

 

f:id:sunport:20210907194439j:plain

ターミナルに到着したタイミングで時刻は9:35。

出発の20分前です。

普通の航空会社ならここからチェックインしたら搭乗を断られるところですが、カウンターは受付の真っ最中でした。

バスターミナルの受付の人は飛行機に間に合うといっていましたが、やはり本当でしたね...

 

私も列に並んでチェックインを行います。

予約時に座席を指定していたのですが、都合により座席を変更してほしいとのこと。

窓側であればどこでもいいので承諾しましたが、これでは座席指定の意味がありません...

 

4.天草空港ターミナル

f:id:sunport:20210907194454j:plain

天草空港には保安検査後の待合室はありません。

出発の直前までカウンター横の待合室で待たされることになります。

 

待合室にはお土産店もあり、天草や熊本の名物を買うこともできます。

 

f:id:sunport:20210907203817j:plain

保安検査場が開くまで時間があるので展望デッキへ。

今回利用するJA01AMが見えます。

この機体は2015年に導入された機体で、天草エアラインの機材としては2代目になります。

「みぞか号」という愛称がついており、いるかをイメージした塗装が施されています。

ちなみにみぞかとは天草弁でかわいいという意味だそうです。

機体の下部には熊本のゆるキャラ、「くまモン」が塗装されており、離着陸時に見ることができます。

 

展望デッキを散策しているうちに、保安検査場が開きました。

いよいよ天草エアラインの旅のはじまりです。(後半へ続く)

aroundairport.hatenablog.com