久々の搭乗記です。
ジェットスターが新たに導入したA321で成田から新千歳へと向かいます。
あたり席を指定したおかげで、快適に移動できました。
航空会社:ジェットスター・ジャパン
便名:GK119便
区間:NRT(東京/成田国際空港)→CTS(札幌/新千歳空港)
機材:A321LR(JA26LR)
利用日:2022/8/26
1.ジェットスターが導入したA321LR
2022年7月、ジェットスターは新型機材としてA321LRを導入しました。
A321LRは従来運航していたA320よりも大きい機体、人間工学に基づいて設計された新シート、従来機よりも15%向上した燃費などでが特徴となっており、将来的には中・長距離国際線への就航が期待されています。
現在はコロナ禍ということもあり、A321はまず国内線に導入。
需要の大きい成田-福岡・新千歳線に投入され、大きなキャパシティーを発揮しています。
2.予約方法~非常口近くにあるアタリ席~
今回も公式サイト(格安航空券 | 飛行機 予約 | 最低価格保証 | ジェットスター)から予約しています。
予約方法については以前記事にしていますので、そちらをご覧ください。
今回は搭乗記を書くこともあって窓側座席を指定してみます。
座席してい画面に行くと気になる座席を発見。
スタンダード座席になっているのにも関わらず、前方の座席がない座席(30A)があります。
気になるので今回はこの座席を予約。搭乗する日を待ちます。
3.搭乗記
今回のスタートは成田空港第3ターミナル。
Peachが第1ターミナルに移転し、出発ロビーはジェットスターの区画が大半を占めるようになりました。
預け入れレーンも自動化となり、省力化が図られています。
画面手前にあるキオスクでチェックインを行い、制限エリアへと進みます。
チェックインカウンターから保安検査場への途中にはフードコートがあります。
一時期は活気が失われていたフードコートですが、利用客もだいぶ戻ってきました。
フードコートの向かいにはお土産屋さんがあります。
東京のお土産を買い忘れてしまった人も、ここで購入することができますね。
保安検査場を抜け、制限エリアへ。
夏休み期間中ということもあって、多くの人でにぎわっていました。
今回乗るのはこのA321。
ジェットスター・ジャパンのA321は238席仕様となっており、従来導入されていたA320の180席と比べて大幅に座席が増えています。
ちなみに同時期にA321を導入したPeachのA321の座席数はゆとりのある218席仕様。
各社の戦略の違いが表れていて面白いですね。
機内に入ります。
黒を基調とした座席に、ジェットスターのコーポレートカラーであるオレンジがあしらわれていました。
洗練された印象を受けます。
座席はレカロ社のBL3710。
レッド・ドット・デザイン賞で受賞歴のあるスリムな座席となっています。
座ってみた感想ですが、一時期LCCで流行した骨組みがじかに体に触れるような感覚がなく、快適でした。
この座席であれば、長距離国際線でも快適に過ごせそうです。
こちらが普通の座席の背面。パンフレット類は座席上部に格納され、なるべく足元を広くとる工夫がなされています。
USBポートも設置されており、スマホを充電することも可能です。
ちなみに今回利用した30Aの様子はこちら。
非常口がある関係で、座席の前にはなにもありません。
LCCの座席は狭くて窮屈になってしまうので、この座席はおススメですね。
ただし前方には荷物を置けないので、モバイルバッテリーや本などは事前に座席横にあるポケットにしまう必要があります。
乗客を乗せ終わったA321は移動を開始。
RWY16Rから離陸していきます。窓の外からはエアカナダの機体が見えました。
飛行機は上昇したのち、飛行機は北へ向かいます。
夕暮れ時のフライト。黄昏時の空がきれいです。
安定飛行に移ると機内販売が開始。
ジェットスターでは機内販売に力を入れており、ワッフル/マフィンと飲み物のセットが500円で売られています。
そのほかにもジェットスターの機内販売では、飲み物やお菓子などが売られています。
今回は短距離の利用だったのでそれほど必要としなかったですが、沖縄線など長いフライトでは買うかもしれません。
8月の機内誌の内容は、日本全国にある涼しさを感じさせる場所。
今から行く北海道からは、京極のふきだし公園が特集されていました。
この場所はおいしい水で有名で、道民にとっては結構メジャーな場所だったりします。
離陸から約1時間。
照明が暗くなり、飛行機は新千歳空港へ向け降下を開始します。
飛行機は空港を北側から周りこみ、RWY01Lに着陸。
まだ8月でしたが、北海道は夏でも若干寒いです。
荷物受取場にはたくさんの人が集まっています。
海外旅行も解禁されつつある今、航空需要も徐々に戻ってきていますね。
4.まとめ
ジェットスターに導入されたA321LRの搭乗記をお届けしました。
座席も最新のものとなっており、快適に移動することができました。
この機材が国際線で使用されるときが楽しみですね。
ジェットスターのA321LRは、10月まで成田-福岡・新千歳線で使用されています。
A321LRが使用させる便はジェットスターの公式HPに書かれているので、この機材を狙ってのるのも面白いのではないでしょうか。
エアバス A321neo (LR)について | ジェットスター
ジェットスターの従来機、A320の搭乗記はこちら
Peachが導入しているA321LRの搭乗記はこちら