JALの深夜便に乗ってバンコクをめざします。
日系キャリアらしい安定したサービス、そして誕生日ならではのサプライズもありました。
※この記事は後編です。前半はこちら
航空会社:JAL(日本航空)
便名:JL33便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田))→BKK(バンコク/スワンナプーム)
機材:JA829J(787-8)
利用日:2022/11/17
3.搭乗記
3.4機内の紹介
今回搭乗するのはJA829J。
2012年登録の機材で、ビジネスクラス30席、エコノミークラス176席の206席仕様となっています。
近距離-中距離線に充当されることが多く、今回行くバンコクのほか、ホーチミン、マニラ、金浦線でも使用されているようです。
JAL国際線で使用される787は2+4+2の8列仕様。
ANAをはじめとした他の航空会社は9列を採用しているところも多く、横幅にゆとりがあるのが特徴です。
座席はひと昔前のタイプ。
モケットは少しやわらかめで、個人的にはこちらのほうが好みです。
右側のひじかけにはコントローラーがあります。
深夜便ということで、各座席には枕とブランケットがおかれていました。
座席背面には個人モニター、USB電源が備え付けられいます。
座席のテーブルは最近流行りの半分に折りたためるものではないものの、機能上問題ありません。
席に着くと、すぐに水が配られました。
機内は乾燥しているので、これはうれしいサービスですね。
個人モニターはMAGIC-Ⅴ。
少し古い型式ですが、タッチパネルの操作性も問題ありませんでした。
国際線らしく、映画を含むエンターテイメントの種類も豊富です。
変わったところでは、90年代の名作ドラマ「ロングバケーション」なんかもありました。
ゲームコーナーを少しのぞいてみます。
JAL成層圏麻雀は、機内にいる誰かとも麻雀ができる機能がついています。
見知らぬ人と麻雀ができるのは面白いですよね。
3.4 離陸から着陸まで
乗客を乗せるのに若干時間がかかりましたが、飛行機はほぼ定時にプッシュバック。
隣には、クアラルンプール行きのマレーシア航空がとまっています。
マレーシア航空の羽田-クアラルンプール線は、2022年に開設された新しい路線です。
いつかこの路線にも乗ってみたいですね。
この日は工事の関係からか、RWY34Rから離陸。すぐさま右旋回をして南西へと向かいます。
眼下には先ほど離陸した羽田空港が見えます。
安定飛行に入ると、すぐさまビジネスクラスとの間にカーテンがひかれます。
こういった光景も国際線ならでは。
このあと抹茶パンが配られ機内は消灯。
消灯前後には、CAさんがジュースとお茶を持って機内を回っていました。
日本時間の4時30分ごろ、機内が再び明るくなりました。
いよいよ国際線のハイライト、機内食の時間です。
選べたのは1種類のみ。パンにオムレツ、ソーセージ&パスタ、ナムルとカボチャのサラダ、デザートという献立です。
機内食を食べるのは3年ぶり。
パスタはほどよい茹で加減で美味。やはり機内で食べる食事はおいしいですね。
ドリンクにはスカイタイム「ももとぶどう」をオーダー。
国内線でさんざん飲んでいる味ですが、国際線ともなると大きなコップになみなみと注いでくれます。
機内食を食べたあとに一服していたら、CAさんからお誕生日プレゼント。
そういえば管理人は搭乗した日が誕生日でした。
これは感動!
中身はA350のモデルプレーン。
「HAPPY BIRTHDAY」と書いてくださり、非常に嬉しいです。
飛行機は徐々に高度を下げ、スワンナプーム空港へ。
3年ぶりの異国の夜景に心躍ります。
飛行機は定時に空港に到着。
タイ入国に際して、陰性証明やワクチン接種証明は不要になりました。
加えて2022年7月からは入国カードも廃止。
入国審査に関しては、パスポートを提示して指紋をスキャンされるだけとなり、今までよりも入国手続きが簡素化されています。
そして3年ぶりのタイに到着。
南国の空港独特の空気が体を包みこみます。
普段なら空港連絡鉄道に乗ってバンコク市内を目指すところですが、今回はウドンターニーに向かうため、ドムンアン空港行きのシャトルバスに乗り込みました。
その模様はあとでブログにしたいと思います。
4.まとめ
3年ぶりの国際線でしたが、日系キャリアらしいきめ細かなサービスを実感するフライトとなりました。
日系キャリアはどうしても航空券の価格が高くなってしまいますので、おいそれと乗ることはできませんが、またいつかJALの翼を利用してみたいと思います。
コロナ前にバンコク→羽田でタイ航空を利用したときの搭乗記はこちら