航空会社:AIR DO
便名:HD38便
区間:CTS(札幌/新千歳)→HND(東京/東京国際(羽田))
機材:767-300ER(JA607A)
利用日:2023/1/16
1.ロコンジェットについて
2018年10月、アローラロコンとロコンは北海道の魅力を伝える「北海道だいすき発見隊」に任命されました。
それ以来アローロコンとロコンはイベントへの出演やコラボ商品の発売など、精力的に北海道をPRしてくれています。
アローラロコンはAIR DOともコラボを行い、2021年12月、ロコンジェットが就航しました。
ロコンジェットは機体の左側にはアローラロコン、右側にはロコンが塗装され、かわいらしい機体となっています。
このロコンジェット、2023年2月現在運用は公開されておらず、なかなか搭乗することは難しいのですが、やっと搭乗することができましたので搭乗記にしたいと思います。
2.搭乗記
出発は新千歳空港から。
この日の天候は夜にかけて悪くなる予報。
前の便への振り替えも認められていたため、乗客は少なめです。
搭乗時間となり、機内に入ります。
機体の入り口には「北海道だいすき探検隊」のステッカーが描かれ、アローラロコンとロコンが描かれています。
今回乗るのはJA607A。
2002年にANAで登録された機材で、2021年にAIR DOに移籍しています。
ANA時代、この機材にはプレミアムクラスの座席が10席ありましたが、AIR DOに移籍してからもこの座席は残されており、体の不自由な人への優先席として使用されています。
ゆとりある座席に座りたいと思い、離陸前のチェックイン画面で確認してみましたが、元プレミアムクラスの座席は指定することはできませんでした。やはり優先席ということで通常時にこの座席を指定することはできないようです。
普通の人がこの座席に乗れたら相当ラッキーということでしょう。
(AIR DOカードを持っている人は離陸後カードを提示すれば元プレミアムクラスの座席に乗ることができるようです。)
エア・ドゥ、元ANAの767-300ERを路線投入 ”プレミアムクラス”設置 - TRAICY(トライシー)
元プレミアムクラスの座席には、乗客の代わりにアローラロコンとロコンが座っていました。
※2024年現在、この区画は改装されて普通席になっています。
普通席を見てみます。
ヘッドカバーにはアローラロコンとロコンが描かれています。
機体右側にはロコンの柄、左にはアローラロコンの柄となっており、これは機体の塗装と対応しています。
座席後方にもポケモンが描かれています。
芸が細かいですね。
AIR DOの機内誌、rapora。
冬の北海道の楽しみや、AIR DOの就航地である仙台の特集もありました。
今ではなくなりつつあるオーディオプログラム。
AIR DOでは現役で、1chでラジオ第一、5chでAIR DOが作成したプレイリストが流れています。
こういった設備も過去のものとなっていくのでしょうね。
飛行機は新千歳空港を離陸。
安定飛行に入り、ドリンクサービスがはじまります。
AIR DOのドリンクサービスはコーヒー、ホタテスープ、リンゴジュース、水、おーいお茶の中から選べます。
ホタテスープを注文。
ホタテの香ばしい香りが食欲をそそります。
カップにはロコンの柄。ロコンジェットでしか提供されないレアなカップです。
カップの反対側をのぞくとアローラロコンがいます。
飛行機は1時間強のフライトを終え、羽田空港に着陸。
悪天候が予想されていましたが、そこまで揺れは感じませんでした。
3.まとめ
機体をはじめとしてヘッドカバーやドリンクサービスのカップにロコンが描かれており、かわいらしさ満載のフライトでした。
ロコンジェットは2021年12月から5年程度運用される予定となっています。
現在AIR DOではロコンジェットの運用予定は非公開となっていますが、今後更新されて狙ってこの機材に乗ることができるかもしれません。
皆さんもロコンジェットに乗って、ポケモンのかわいらしさに触れてみてはいかがでしょうか。
ほかのAIR DO搭乗記はこちら
今回搭乗したJA607Aと入れ替わるように退役したJA602Aの搭乗記です。
AIR FOの初号機、JA98ADの搭乗記です。