全7回にわたってお届けしている747の保存機まとめ、第6回はタイ編その2です。
比較的最近放置された機体が多く、情報を得るのに苦労しました。
前回の記事はこちら
- 26.ノーンカイ Chic Chic Market HS-TGT(747-400)
- 27. パタヤ Runway Street Food N899TH(747-200)
- 28.ウドンターニー JA8128→HS-UTD(747-100)
26.ノーンカイ Chic Chic Market HS-TGT(747-400)
タイ国境の街、ノーンカイで保存されている747です。
塗装でわかる通り、この機体は1996年から2015年までタイ国際航空で活躍していたものになります。
市場として利用されている場所に展示されているため、ギアやエンジンがあった場所などの機体下部を見学することができます。
この機体のとなりにはL1011も展示されており、飛行機好きにはたまらない場所となっています。
同じ場所に保存されているL1011に関する記事はこちら
この場所の地図
27. パタヤ Runway Street Food N899TH(747-200)
48 years old #Boeing #747-200 N899TH now retired as Runway 88 streedfood nightmarket in Pattaya/Thailand…
— Dirk Grothe | Aviation Photography (@digro65) December 9, 2022
delivered 1974 to CP Air, then PIA and Orange Air… pic.twitter.com/54zOM0nAaD
バンコクから南に進んだ街、パタヤにある747です。
夜市のシンボルとして利用されており、機体に近づくことも可能なようです。
この機体もCPエア、パキスタン国際航空、オレンジエアを経由して最後はオリエントタイ航空にやってきた機材となります。
それにしても、オリエントタイで放置→移動して放置というケースが多いですね...
この場所の地図
28.ウドンターニー JA8128→HS-UTD(747-100)
Boeing 747-100 HS-UTD | Orient Thai | off airport, Udon Thani, Thailand | August 2022 | more at https://t.co/ThsevZOAVt#avgeek #b741 #boeing747 #boeing747100 #hsutd #OrientThai #udonthani pic.twitter.com/e80KInOAQO
— skippyscage 🐀 (@skippyscage) November 23, 2022
こちらもJAL→オリエントタイ航空→放置という経歴をたどった機材。
JAL時代は日本アジア航空やJALウェイズなど、グループ会社に転籍していたりしました。
ちなみにこの機材、Google Earthでのぞくと残っていたリゾッチャ塗装が見れたりします。
この場所の地図(場所が保険屋になっていますが、実際にあるのは路地を挟んだ向かい側です。)
タイにはまだまだ放置された機体がありそうです。
御存知な方がいましたらお知らせください。
747保存機めぐりも次回で最後。
最後はオーストラリア・アフリカ・パキスタン編です。