AIR DOの中型機、767を使って北海道へ。
北海道らしいサービスを感じることができました。
航空会社:AIR DO
便名:HD23便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田)→CTS(札幌/新千歳空港))
機材:JA612A(767-300ER)
利用日:2023/3/6
1.2つのタイプの767を運航するAIR DO
1996年に設立されたAIR DO。
設立当初から767を運航してきた会社ですが、2023年現在、ANAから移籍してきた2タイプの機材があります。
まずは今回紹介する288席タイプ。こちらは全席普通席となっているタイプで、全ての座席を事前に指定できます。
つづいて最近導入された270席タイプ。
こちらはANAで使用されたコンフィグをそのまま流用しているため、機体前方にプレミアムクラスの区画が残っています。
AIRDOでは元プレミアムクラスの座席も普通席として利用されていますが、事前指定はできず、空席がある場合のみAIR DOのカード会員が利用できるようになっています。
270席タイプの搭乗記は以前記事にしているので、そちらをご覧ください。
2.搭乗記
はじまりは羽田空港から。
3月上旬の閑散期ということもあり、人影はまばらです。
今回は55番スポットから。
中途半端な時間帯ということもあり、乗客は少なめでした。
今回利用するのはJA612A。
2004年にANAに導入され、2019年にAIR DOに移籍した機材です。
AIR DO移籍時にモケットが変更され「北海道の自然」をあしらった意匠が施されています。
背面を見てみます。座席ポケットはテーブルの上にあるタイプです。
座席下にはUSB電源があります。
座席上の棚は古いタイプ。
2023年では収容量が物足りなく感じますね。
飛行機は羽田空港を離陸し、北へと向かいます。
季節は3月、ところどころに雪山が見えました。
ドリンクサービスの時間になります。
今回は昆布スープを注文。AIR DOのオリジナルドリンクです。
北海道産の昆布を使用しているそうです。
昆布茶のような味わいで美味でした。
機内誌をのぞいてみます。
AIR DOは独自の機内誌「rapora」を発行しています。
3月のテーマは道の駅。道内にある魅力的な道の駅が多数紹介されていました。
AIR DOの機材に個人用モニターは装備されていないため、正面に大きな画面があります。
飛行中は番組が放映されていることが多いですね。
※上の画像は4月11日撮影
AIRDOでは4月より機内プログラムサービスが開始されました。
これは自分の携帯やタブレットを通して、AIRDOが提供する機内プログラムを視聴できるものです。
機内プログラムでは、北海道にゆかりのある芸能人が登場するテレビプログラムや、HBCが提供するWEBマガジン「Sitakke（したっけ）」を購読することができます。
AIR DOではWi-Fiサービスでインターネットが使用できないので、このサービスはうれしいですね。
機内プログラムでは、もちろんフライトマップを見ることができます。
機内プログラムの詳しい内容は、AIR DOのHPを参照ください。
飛行機は着陸態勢に入り、新千歳空港に向かって行きます。
3月の北海道は融雪期。畑には融雪剤が巻かれているため、まだら模様の大地になっています。
飛行機は予定通り新千歳空港に着陸。
ターンテーブルには寄らず、そのまま空港をあとにします。
3.まとめ
北海道の翼、AIR DOの搭乗記をお送りしました。
独自の機内誌やAIRDOでしか飲めない昆布スープなど、北海道の魅力を感じられるフライトでした。
AIR DOは羽田-千歳線のほか、道内地方線や仙台・中部・神戸・福岡-千歳線にも就航しています。
これからベストシーズンに入る北海道に、AIR DOで飛んでみてはいかがでしょうか。
AIR DOが運航するもうひとつの機材、737の搭乗記録はこちら
