白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

~JAL国際線の雰囲気を感じに~ 搭乗記vol.63 新千歳→羽田

f:id:sunport:20210505182522j:plain

JALの国際線機材に乗って新千歳から羽田に向かいます。

距離は短いですが、世界的にも高評価を得ているJAL国際線の雰囲気を味わえました。

 

フライト情報

航空会社:日本航空

便名:JL526便

区間:CTS(札幌/新千歳空港)→HND(東京/東京国際空港(羽田))

機材:777-200ER(JA709J)

利用日:2021/4/30

 

 

1.はじめに

新型コロナウイルスの影響により、国際線機材が国内線で運用されることも多くなりました。

JALでは777-200ERを国内線に転用し、エンジントラブルの影響で飛べなくなった国内線用777の代役として活躍しています。

今回はそんな国際線仕様の777を利用して、新千歳から羽田に向かいます。

 

2.予約方法

f:id:sunport:20210505191035j:plain

JAL国内線HP(https://www.jal.co.jp/jp/ja/)から予約しています。

機材の欄に「772」とあるのが国際線機材です。

 

3.搭乗記

3.1出発カウンター

f:id:sunport:20210505182537j:plain

今回の出発地点は新千歳空港。

新千歳空港の出発カウンターはリニューアルされ、新しくなりました。

あまりの変わり様に少し驚いてしまいます。

 

3.2ラウンジ

f:id:sunport:20210505183421j:plain

保安検査を終え、ラウンジに向かいます。

金曜日の夜ということもあり、ラウンジは閑散としていました。

 

サッポロクラシックをいただきます。

おかきミックスの代わりとして提供されるハッピーターンもおなじみとなりましたね。 

 

f:id:sunport:20210505182549j:plain

カウンターに目を向けると、トマトジュースが提供されていました。

新型コロナウイルス流行後はしばらく飲めなくなっていたので、これは嬉しいですね。

(あとは同時期に姿を消してしまった牛乳が復活されれば完璧なのですが...)

 

3.3 搭乗記

f:id:sunport:20210505182643j:plain

搭乗口に向かいます。

乗った日のJL526便は、11番搭乗口からの出発です。

 

背後の通路に、人が集まっている印象を受けます。

搭乗口前のベンチはソーシャルディスタンスを保つために一部座れないので、そのためでしょう。

 

f:id:sunport:20210505182655j:plain

優先搭乗にて機内に入ります。

JAL国際線ではおなじみの赤いシートがずらりと並んでいます。

 

管理人も何度かJALの国際線で帰国したことがあるのですが、海外の空港から機内に入ってこのシートを見ると安心したのを覚えています。

 

f:id:sunport:20210505182707j:plain

今回搭乗する777-200ERの国際線機材に使用される座席は「JAL SKY WIDER」と名付けられており、国内線で使用されるものよりも豪華で快適に過ごせるようになっています。

一般的な777の座席と比較して席幅は広く取られているため、少し違和感を感じます。

 

f:id:sunport:20210505182735j:plain

JAL SKY WIDERの座席間隔は84-86cmとなっており、国内線の標準的な座席間隔79cmと比較すると非常にゆったりとしていることがわかります。

 

f:id:sunport:20210505182719j:plain

座席背面を見てみます。

座席上部にある2つのポケットのほかに、下部にもペットボトルホルダーがあります。

国際線くらいの距離のフライトだと音楽プレーヤー、本などの小物を置きたいときがあるので、これだけものを置ける場所があると嬉しいですね。

 

f:id:sunport:20210505182811j:plain

今回利用する777-200ERの機内エンターテインメントは「MAGIC-Ⅵ」となっています。

コントローラーがなくタッチパネルで操作するものとなっており、非常に新しい印象を受けます。

 

f:id:sunport:20210505182836j:plain

今回乗っているのは国際線機材ですので、国内線の機内エンターテインメントにはないページもあります。

 

その一つが入国書類の書き方の紹介ページ。

初めて行く国だと入国書類が配られたときに「ここ何書くの?」と悩む場面もありますから、国際線に乗っているときには重宝しますね。

 

f:id:sunport:20210505182934j:plain

座席を眺めているうちに飛行機はRWY01Lから離陸。

千歳市街を左手に見ながら飛行機は右旋回し、東京に向け南下していきます。

 

f:id:sunport:20210505183113j:plain

今や国内線で標準装備となりつつあるWifiですが、今回利用した777にもきちんとついていました。

接続方法も国内線と同じようです。

 

国際線機材だと接続できる端末数に限りがあるようで、その旨がWifiの案内の右上に書かれていました。

 

f:id:sunport:20210505183127j:plain

離陸してから20分後、ドリンクサービスが開始されます。

注文したのはスカイタイム。

最近スカイタイムばかり注文している気がしますが、ももの甘さととぶどうの酸味がマッチしていて美味しいのです。

 

f:id:sunport:20210505183142j:plain

国際線の気分を味わいながら機内でくつろいでいると、シートベルト着用サインが点灯しました。

この機材の中にいられるのもあとわずかです。

 

f:id:sunport:20210505182957j:plain

21時41分、JAL526便は羽田空港のRWY34Lに着陸。

左手には羽田空港第3ターミナル(旧称国際線ターミナル)が見えます。

普段なら進行方向左手に進むこの機体ですが、今日は右手の第1ターミナルへと向かって行きます。

 

f:id:sunport:20210505204611j:plain

飛行機は第1ターミナルの南ウィングに到着。

私は預けた荷物がないのでそのまま外に出ます。

地方から羽田に到着する便が多い時間帯とあって、ターミナルには多くの人がいました。

 

4.まとめ

余裕のある座席間隔、入国書類の案内など、JAL国際線を疑似体験しているかのようなフライトでした。

777-200ERによる国内線の運航は、2023年頃までの期間限定での運航です。

退役までの短い期間に、国際線機材で快適な空の旅を体感してみてはいかがでしょうか。

 

国際線機材で国内線に乗ったときの搭乗記はこちら 

aroundairport.hatenablog.com

aroundairport.hatenablog.com