元国際線仕様の767で旭川へと向かいます。
リニューアルされた機内は国内線機材と同等になってしまいましたが、真新しい座席で快適に利用できました。
航空会社:日本航空
便名:JAL555便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田))→AKJ(旭川空港)
機材:767-300ER(JA611J)
利用日:2021/9/5
1.突如現れたA28仕様の767
2010年代後半のJALは767が不足していおり、元々国際線仕様の機材であるJA610JとJA611J(A41仕様)が頻繁に使用されていました。
国際線仕様時代に帯広→羽田で乗った搭乗記はこちら
この機材は国際線仕様であるためWifiが使用できない、機内モニターは存在するのに国内線時は使用できないなど色々と制約があったのですが、2021年より順次A28仕様となって改修され、国内線機材と同等の設備を持つようになりました。
今回は、そんな元国際線機材の767に乗って、旭川を目指します。
2.購入方法
A28仕様で運航される機材の判別は容易にできます。
767で運航される便のうち、USB電源が使用可能であることを表す雷マークのついている便を選べばよいのです。
(ただし現在通常の767にもUSB電源が取り付けられており、この区別ができるのは短い期間であるかもしれません。)
3.搭乗記
今回利用するJAL555便は13番ゲートからの出発です。
新型コロナウイルスによる減便で、この便がJALの旭川行き最終便となっています。
優先搭乗で機内へと入ります。
座席自体の構造は767や777といった従来機のクラスJとほぼ同じ。
革はくたびれておらず、機体のリニューアル時に新しくしたようです。
ちなみにこの写真は以前撮影したJA601Jの座席。
今回利用する座席とほとんど変わらないので、JA611Jの座席は退役機材からの流用かもしれません。
座席背面をみてみます。
衣類用のフックがついている構造は、従来機と変わりません。
座席間にはUSBポートがついています。
差込口からは青い光が放たれており、どこにあるかわかりやすくなっています。
ちなみにこれが普通席。
こちらも従来機と同じ革を使用した真新しい座席となっています。
USBポートは全座席に完備。
ちなみにリニューアル前の普通席の様子はこちら。
グレーの厚い座席がずらりと並んでいました。
飛行機はRWY34Rから離陸。一路北を目指します。
ちなみに羽田-旭川線は管理人が人生で初めて搭乗した路線。
その当時も767での運航でした。
羽田の天気は曇りでしたが、上空は快晴。
午後の日差しを浴びながら、飛行機は進んでいきます。
1時間ちょっとのフライトのあと、飛行機は旭川空港RWY34に着陸。
ターミナルビルでは旭川のゆるキャラ「あさっぴー」出迎えてくれます。
旭川空港には「北海道のまん中・旭川空港」という愛称がつけられており、北海道観光をする上で抜群の立地であることをアピールしていました。
旭川空港にはフードコートもあり、旭川ラーメンなど地元の美味しいものが存分に楽しめます。
4.まとめ
リニューアルしたA28仕様の767には初めての搭乗でした。
国際線仕様ではなくなってしまいましたが、他の国内線機材と同様にWifiが使えたり、座席も全く新しいものになっていたりと、短い距離を快適に利用できるようになりました。
A28仕様の767-300ERは2機。
末永く飛んでもらいたいところです。
国際線仕様の767搭乗記はこちら