今回取り上げるのは、SEGAがかつて販売した遊具「わくわくジャンボ」。
子供からしたらただの面白い遊具ですが、大人目線になると旅客機がとんでもない行為ばかりしているため、ある意味笑える遊具です。
1.わくわくジャンボ発見!
1月某日、とある旅館のゲームコーナーに行ったときのこと。
ドラえもんやその他アーケードゲームが置かれている中、古めかしいゲームの筐体を発見しました。
その名も「わくわくジャンボ」。
どうやらお金を入れるとジャンボジェットを操縦できるというもののようです。
気になったので、少し調べてみることにしました。
2.わくわくジャンボとは?
わくわくジャンボとは、SEGAが90年にゲームセンター向けに販売したアーケードゲームの1つで、同じ系列の遊具としては「ワクワクパジェロ」、「ワクワクしんかんせん」などがあるそうです。
料金は1回100円。いかにも昔のゲームといった価格設定です。
機体は明らかに747を模したもので、コックピットは2階席部分にあります。
垂直尾翼には鳥のキャラクターとともに「SEGA AIRLINES」の文字。
機体には青と赤の帯があります。
明らかに日本航空の747を意識していますよね...
それだけ当時は「日本の空=JAL」という時代だったのかもしれません。
3.気になる仕様
細部を見てみましょう。
わくわくジャンボにあるボタンは3つ。「操縦桿」と「じぇっとふんしゃ」ボタン、「ちゅうがえり」ボタンです。
「ちゅうがえり」ボタン...?
この747、なんと宙返りできるようです。
とんでもない設定ですね...
4.実際に遊んでみるとどうなるの?
実際にお金を入れて楽しみたいところですが、大の大人がお金を入れて遊ぶとただの不審者になってしまいますので、ここはYoutubeにあるプレイ動画を見てみることにします。
ストーリーとしては、空港を出発して海を飛び、海の先の滑走路に着陸するというもの。
端的にまとめると、
①明るい炎を出しながら離陸。
②雲に飛行機がぶつかると、雲からカモメが出てきます。(バードストライク...?)
③最後は燃料がなくなって不時着します。(メーデーに取り上げられそう...)
というハチャメチャなストーリー。
大人になってからこういう遊具を見ると、ツッコミどころが多くて笑ってしまいます。
5.まとめ
わくわくジャンボ、旅客機で宙返りができたり、雲の中にわざわざ突っ込んだり、しまいには燃料切れで不時着を起こすというトンデモ設定でした。
こういう遊具を大人になってから見ると、見方が変わって面白いですね。
今週はここまで。来週の記事もお楽しみに!