※写真は搭乗機とは異なります
JALの国際線深夜便に乗って、バンコクをめざします。
日系キャリアらしい安定したサービス、そして誕生日ならではのサプライズもありました。
航空会社:JAL(日本航空)
便名:JL33便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田))→BKK(バンコク/スワンナプーム)
機材:JA829J(787-8)
利用日:2022/11/17
1.ついに解禁された海外旅行
2022年9月、ついに海外旅行が解禁されました。
ワクチン3回接種で帰国時のPCR検査が免除されることとなったのです。
これは国際線航空券を発券するほかありません。
海外渡航再開一発目の行き先は色々考えましたが、コロナ前まで年1で行っており、現地での過ごし方の勝手も知っているタイへ。
早速航空券の購入に取り掛かります。
2.航空券が高い!
しかしながら、久しぶりの海外へ行くのは前途多難。
折から続く原油高や、まだ海外に行く需要が少ない影響で航空券の価格は高止まり。
コロナ後に就航したLCCのZIPエアの運賃は片道3万5千円。以前は1万円台で行けていた場所が3万超えとはなかなかきつい...
LCCにはこんなに出せないということで、今回は日本航空の特典航空券を予約。
最寄りの新千歳空港からバンコクまでは13500マイル+燃油サーチャージ等34350円。
燃油サーチャージで3万円もかかるのは苦しいですが、選択肢がまだあまりないので仕方ないですね...
3.搭乗記
3.1羽田空港第3ターミナル
出発は羽田空港から。
国際線ターミナル改め、第3ターミナルから出発します。
コロナ禍で壊滅的な影響を受けた航空産業ですが、ターミナルには徐々に人が戻ってきています。
出国して出発ロビーへ。
コロナ明け初めての出国。スタンプを押してもらおうかと思ったら、入国審査官は「出国後エリアへどうぞ」のジェスチャー。
結局スタンプを押してもらわずじまいでゲートへ向かいます。
時刻は22時を回ったくらい。
コロナ前であればどの免税店も空いていたかと思いますが、今空いているのは少数の店のみ。
2019年以前の風景を知ってしまっていると、少し寂しいですね。
コロナ前であればこの時間帯でも全て開いていたフードコートですが、ほとんど閉まっていました。
羽田国際線でよく利用していたつけ麺屋「六厘舎」も閉店中。
どうやら日中のみの営業のようです。
フードコートの復興もまだまだです。
コロナ明けの深夜便ですが、2022年11月現在、ハワイアン航空のコナ便、ANAのクアラルンプール便、大韓航空の仁川便が運休しています。
そのほかにも午前2時台に出発する中国新興キャリアも引き続き運休となっており、この時間帯にしては少し寂しい印象を受けます。
3.2 初の国際線サクララウンジへ
出発まで少し時間があるので、JGCの特典を生かしてサクララウンジへと向かいます。
※2022年11月現在、JALの普通ラウンジはサクララウンジスカイビューのみ営業しています。
国内線のサクララウンジには数えきれないほど訪れていますが、実はJALの国際線サクララウンジにくるのは初めて。
深夜便が続けて出発する時間ということもあり、ラウンジは人で賑わっていました。
ラウンジ名物(?)の食事ですが、2022年11月現在はビュッフェ方式には休止中。
この画面から選んだメニューを係員に注文したあと、受け取りカウンターで受け取る方式になっています。
この方式は衛生的にはいいと思いますが、何回も食事をとりに行く私みたいな人にとっては少し恥ずかしいです...
ドリンクコーナーはこちら。
ソフトドリンクやビールのほか、日本酒まで置いてあります。
出国前のひと時にアルコールを飲めると、心なしか深夜便でも眠れるような気がします。
カウンターで最初に頼んだのは、サクララウンジ名物のカレー。
たくさんのスパイスが入った中にゴロゴロとした牛肉が入っており、非常においしいです。
続いて注文したのは牛丼。
牛肉にはしっかりとタレの味が絡んでおり、こちらもおいしくいただきました。
ラウンジはいくつかの区画に分かれており、色々な席が置いてあります。
こちらは展望席。
サクララウンジスカイビューとだけあって、窓からは空港全体をよく見渡せます。
こちらは少し奥まったところにある区画。
この区画は人が少なく、落ち着いて過ごせそうです。
3.3 搭乗開始
ラウンジを出てゲートまで向かいます。
ゲートの前には北米からの乗り継ぎと思しき乗客、タイに帰る乗客など、たくさんの人が搭乗開始を待っています。
日本人は少なめ。コロナ前は日本人の比率も高かった路線だけに、この光景は珍しいです。
23時30分過ぎに優先搭乗がスタート。
バンコクまでの空の旅、いよいよスタートです。
後半はこちら