普通座席の料金に+1000円(※最安値時)で乗れることから好評のクラスJに乗って、仙台を目指します。
E190のクラスJには一人掛け席が用意されており、短い時間ながらも贅沢なフライトを楽しむことができました。
航空会社:JAL(日本航空)※運航J-AIR
便名:JL2904便
区間:CTS(札幌/新千歳空港)→SDJ(仙台空港)
機材:JA253J(E190)
利用日:2022/10/1
1.ERJのクラスJ
JALが提供している座席は3種類あり、その中でも中級のクラスにあたるのがクラスJです。
クラスJは普通座席よりもゆったりとした座席が魅力で、国内線で運用されるほとんどの機材に設定があります。
クラスJは主に地方路線で運航されているE190(エンブラエル機)にも設置されており、利用者が比較的少ない路線でも、優れたサービスが提供されています。
今回はそんなE190のクラスJに乗って、新千歳空港から仙台空港を目指します。
2.搭乗記
旅の始まりは新千歳空港から。
北海道は秋の観光シーズン。
新千歳空港は毎週のように人であふれかえっていました。
今回利用するのはJA253J。
2018年登録の機材で、全国の地方路線を飛び回っている機体です。
JALのE190はすべて同じコンフィグレーションで、クラスJ15席、普通席80席の95席仕様となっています。
今回利用するクラスJの座席紹介。
JALに所属するほかの機材と同じく、黒のシックなデザインとなっています。
E190のクラスは1+2の座席配置となっており、15席中5席は一人掛け座席となっています。
座席下部には電源も備わっており、移動中にパソコンやスマホを充電することも可能です。
クラスJだけあって、座席間隔もゆったりしています。
個人用のモニターはありませんが、この機材で運航される路線は短いものがほとんどなので、そこまで必要性は感じません。
機内にはWifiが装備されており、JALが提供している機内プログラムを視聴することができます。(※インターネットは接続不可)
座席の左のひじ掛けには、ドリンクホルダーが装備されています。
この機能は便利なので、ほかの機材にもつけてほしいですね。
座席の右のひじ掛けには、テーブルが備わっています。
機内でノートPCを広げる時には便利そうですね。
こちらにもコップを置くスペースがついています。
ドアクローズをしたあと、飛行機は定刻で新千歳空港を離陸。
RWY19Rからの離陸でした。
離陸したあと、飛行機は苫小牧上空を抜けて太平洋へ。
勇払平野と火力発電所が見えます。
苫小牧周辺は広い田畑が広がり、いかにも北海道といった風景を見せてくれます。
ドリンクサービスを終えた後、飛行機は高度を下げて仙台へ。
入り組んだ道、不規則な形の田畑など、本州に帰ってきたことを実感します。
飛行機は海側から仙台空港に進入し、RWY27に着陸。
本館に到着するものだと思ったら、飛行機は近年増設されたピア棟へ。
このピア棟、出口から離れているのにも関わらずスポットの運用はJALなどのFSC、LCC問わず運用されています。
FSCの利用客を出口から遠い場所に案内するのは、改善点のように思います。
到着ロビーに出て空港をあとにします。
仙台空港からは仙台駅までアクセス鉄道が伸びているので、ある程度の利便性は確保されいます。
3.まとめ
一人掛け座席のクラスJは初利用でしたが、座席にもゆとりがあるのはもちろんのこと、電源も装備されており快適に移動できました。
また機会があれば利用してみたいと思います。
普通座席の搭乗記はこちら