次世代の国内線フラッグシップとして期待されるANAの新鋭機、787-10に乗ります。
2020年代のトレンドである機内エンターテイメントやWifiも装備されており、高いサービスレベルを感じられました。
航空会社:ANA
便名:NH64便
区間:CTS(札幌/新千歳空港)→HND(東京/東京国際空港(羽田))
機材:JA981A(787-10)
利用日:2024/4/19
1.ANAが導入した787-10
2024年3月27日、ANAは国内線仕様の787-10(機材コード78K)を就航させました。
この787は777に匹敵する収容力を持ち合わせており、国内幹線で活躍することが期待されています。
今回はこの国内線仕様の787-10に乗って、新千歳から羽田を目指します。
2.搭乗記
今回は新千歳空港からスタート。
この日の天候は良好だったのですが、この便だけなぜか40分遅れ。
フードコートで時間をつぶします。
時間になり、搭乗口には人が集まってきます。
4月の北海道はオフシーズンなのですが、閑散期というのを忘れさせるような混雑ぶりです。
787での運航便ですが、さすが787-10。搭乗口前には長蛇の列ができてきます。
こんなに多くの人を中型機でさばけるのかと、少し頭が混乱します。
今回利用するのはJA981A。2024年登録の機材です。
この機材はプレミアムシート28席、普通席401席の429席仕様となっており、従来から使用されている国内線仕様の787-8(335席)、787-9(375席/395席)よりも大きな容量を誇ります。
座席はANAの777-200リニューアル機材から取り付けられているトヨタ紡織のもの。
ANAのイメージカラーの青を基調としながらも、落ち着いたデザインになっています。
機内背面には13.3インチのIFE(機内エンターテイメント)を搭載。
国内線の飛行時間は比較的短いですが、このIFEがあれば飛行中も退屈することはありません。
IFEでは映画、音楽、テレビなどを楽しむことができます。
飛行機は新千歳空港を離陸。
787の翼の塗装は剥離しやすいので、このような翼を見られるのはこの時期だけかもしれません。
飛行機は30分ほど遅れて羽田に到着。
本館の真ん中のスポットに到着するのは、ANAの幹線のメリットですね。
3.まとめ
ANAの787-10の搭乗記をお伝えしました。
最新機材らしい快適な座席、充実したIFEで素晴らしいフライトとなりました。
ANAの羽田-札幌線は様々な機材が使用されているので、787を狙って利用するのもいいかもしれません。
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