ティーウェイ航空のA330でソウルへ向かいます。
FSC並みの設備で、快適に移動できました。
航空会社:ティーウェイ航空
便名:TW214便
区間:NRT(東京/成田国際空港)→ICN(ソウル/仁川国際空港)
機材:HL8502(A330-300)
利用日:2023/11/30
1.ティーウェイ航空とは
ティーウェイ航空は、2004年に設立された航空会社です。
設立当初は韓星航空を名乗っていました。日本へは2011年より就航を開始しており、2023年12月現在、仁川-成田・関西・新千歳・福岡・佐賀・那覇・熊本線、大邱-成田・関西・福岡、清州-福岡・関西、済州-関西、釜山-関空に就航する(日本路線のみ)という一大ネットワークを形成しています。
ティーウェイ航空の特筆すべき点はその機材。普通のLCCで運用されている737に加え、2022年にはアフターコロナを見据えてA330を導入しています。
A330は仁川-シンガポール/シドニー線などの中距離線メインに使用されていますが、訪日需要の高まりから一部日本路線にも投入されています。
今回はティーウェイ航空のA330にのるべく、仁川行きの航空券を発券しました。
2.ティーウェイ航空の料金プラン
ティーウェイ航空の料金プランは「イベント運賃」「スマート運賃」「一般運賃」「ビジネス運賃」の4つが設定されています。
一番安いイベント運賃でも、10kgまでなら機内に荷物を持ち込むことができます。
ビジネス運賃はA330運航便にのみ設定されおり、フラットシートや機内食など、普通席よりも快適な旅を楽しむことができるプランとなっています。
3.搭乗記
旅のはじまりは成田空港の第2ターミナルから。
ティーウェイ航空はDカウンターを使用します。列もほとんど並ぶことなくチェックインできました。
保安検査と出国手続きを終え、制限エリアへ。
外国人向けの免税店が目を引きます。
TW214便はサテライトからの出発。
サテライトと本館をつなぐ通路はラウンジのようになっており、ソファーでくつろぐことができます。
サテライトの端にある97番搭乗口に到着。
A330運航便だけあって、利用者も多めです。
今回利用するのはHL8502。
2009年に登録された機材で、エアロフロート、タイエアアジアXと渡り歩いてきた機材になります。
ティーウェイ航空のA330はビジネス12席、エコノミー335席の347席仕様となっています。同じA330で運航されているエアアジアXの座席仕様(ビジネス12席・エコノミー365席)と比べると、だいぶゆとりがある印象です。
座席は黒地に赤が入ったスタイリッシュなデザイン。
座席もゆったりしており、FSC並みの設備となっています。
座席背面にはテーブルのほか、USB電源がついています。
飛行中にスマホで動画をみる人にとってはうれしい設備ですね。
搭乗が終わり、TW214便はRWY34Lから離陸。
タキシング中にはANAのA380も見ることができました。
機内誌を見てみましょう。
ナショナルジオグラフィックの表紙で、就航地の記事が掲載されていました。
機内誌も分厚く、とてもLCCと思えない代物でした。
機内販売の冊子もあります。
免税品などが掲載されています。
機内誌には機内食のオプションも掲載されていました。
このボリュームで1000円台は、LCCの機内食オプションとしては妥当だと思います。
飛行機は高度を上げ、西へと向かっていきます。
飛行途中、窓からは富士山を眺めることができました。
約2時間半のフライトののち、仁川に到着。
1年前には必要だったK-ETAやQ-codeも必要なくなり、入国のしやすくなりました。
まとめ
ティーウェイ航空のA330の搭乗記をお伝えしました。
やはり中距離線をメインに使用される機材だけあって、FSCとほとんど変わらない快適さを享受することができました。
韓国に行く際は、ティーウェイ航空のA330を利用してみてはいかがでしょうか。
当ブログでは、このほかにも韓国LCCの搭乗記を掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。