1.はじめに
2020年現在、成田空港を拠点に国内線を就航しているLCCにはPeach、ジェットスター・ジャパン、春秋航空日本(スプリング・ジャパン)の3社があります。Peach、ジェットスター・ジャパンについては路線網も充実しており、利用したことのある方も多いかと思います。一方で、春秋航空日本は路線網が少なく、航空会社の名前を聞いたこともないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、マイナーLCC、春秋航空日本を利用して成田から新千歳へ向かったときの搭乗記です。
2. 春秋航空日本とは
春秋航空日本は、中国のLCC「春秋航空」などが出資した航空会社です。2014年に国内線の運航を開始しました。成田国際空港を拠点にしており、国内線では成田-新千歳/広島/佐賀、国際線では成田-重慶/天津/ハルビン/寧波の各路線を運航しています。(2020年現在)
オリコンが行ったLCC顧客満足度ランキングでは、国内線部門で1位を獲得しており、高いサービスを提供する航空会社としても知られています。出典:格安航空券 LCC満足度ランキング|比較・クチコミ・評判
3.航空券の購入方法
今回も、航空会社公式サイト(https://jp.ch.com/)から購入しています。春秋航空日本の運賃タイプには「ラッキースプリング」「スプリング」「スプリングプラス」の3種類があります。「ラッキースプリング」は、機内に7kgのみの荷物を持ち込めるプランになっています。「ラッキースプリング」の運賃に預け入れに荷物20kgの料金を追加したものが「スプリング」、「スプリング」に加えて無料座席指定、優先チェックイン等のサービスがついたものが「スプリングプラス」になります。後述しますが、スプリング・ジャパンにはチェックイン時に機内持ち込み荷物の計量があります。春秋航空日本の航空券を購入する際には、自分の荷物の重量を勘案して航空券の種類を選びましょう。10kgより重い荷物を預ける場合は「スプリング」運賃を選択したほうがお得です。有料サービスで個別に超過手荷物料金を払うよりも安くなります。
今回私は荷物をほとんど持っていないので、「ラッキースプリング」運賃にて購入します。購入後、氏名や連絡先を登録し、有料サービスの選択に移ります。有料サービスには「座席指定」「超過手荷物」「国内航空傷害保険」があります。
参照:春秋航空日本HP(航空機のご紹介—春秋公式サイト)
座席を予約する際、ゆとりのある席に座りたい場合は5-15列目のDEF席を選択することをおすすめします。ABCには10列目がありますが、DEF席には10列目が存在しないためです。(管理人は予約時にこのことを知らず、A席を事前予約してしまいました。)
後半(搭乗編)へ続きます。搭乗編はこちら