(写真は搭乗した機体とは異なります。)
航空会社:全日本空輸(ANA)
便名:NH777便
区間:ITM(大阪/大阪国際空港(伊丹))→CTS(札幌/新千歳空港)
機材:737-800(JA61AN)
利用日:2020/11/17
ANAの標準的な小型機、737-800に乗って新千歳空港を目指します。
ANAとしては標準的なサービスで、快適に目的地に向かうことができました。
1.はじめに
日本の数多くの空港に就航しているANA(全日本空輸)。
その中でも需要の小さい路線には小型機である737-800が使用されています。
ANAの737は39機在籍し(2020年4月現在)、ANAでの最大勢力となっています。
(A320ceoを除く)
そんなANAの標準機材である737-800を利用する機会がありましたので搭乗記にします。
2.搭乗記
今回の出発地点は伊丹空港です。
伊丹空港は近年大規模なリニューアルが行われ、清潔感あふれる空間になっています。
保安検査場を抜け、制限エリア内に入ります。
伊丹空港ではチェックインカウンターに加え、制限エリアもリニューアルが行われています。
空港内の売店はウォークスルー型となっており、売店の横を通り抜けないと搭乗口にたどり着けない構造です。
この構造は海外に多いのですが、日本の国内線では初採用です。
売店を抜け、搭乗口へと進みます。
搭乗口の前はまだリニューアルが行われておらず、昔ながらの雰囲気が漂います。
緑地に黒字の「搭乗口11」という表示が昭和を感じさせますね。
今回利用するのは737-800、ANAの地方路線で幅広く活躍する機材です。
搭乗したJA61ANは2010年に登録された機材で、登録されて以来一貫してANAで運用されています。
シートは国内線のFSC(Full Service Career)で標準的なモケットシートで、少しクッション性があります。
革張りのJALの座席とは対照的ですね。
今回利用するのは非常口座席。
緊急事態になった際には座っている場所が通路となるため、普通の席よりも広くなっています。
座席が広い分シート裏にテーブルはありません。
(テーブルは肘掛けに収納されています。)
飛行機は提示にプッシュバックを開始。
伊丹空港のRWY32Lから離陸していきます。
離陸とともに機体は左旋回。
北東へと進んで行きます。
伊丹空港の出発機は離陸とともに左旋回するため、左側の座席に座っていると先ほど飛び立った空港が見えます。
シートベルトサインが消灯し、安定飛行へ入ります。
オーバーヘッドキャビンからは画面が出現し、フライト情報が映し出されます。
今回座っているのは非常口座席。
普通の窓とは違い、日よけは下から出す方式となっています。
ANAの737-800では、事前にANAアプリをダウンロードしておくと機内Wifiを利用することができます。
退屈になりがちな機内での時間、インターネットを利用できるのは嬉しいですね。
離陸から1時間。飛行機は北海道の上空に到達します。
機内からは函館山が見えてきました。
もうすぐ新千歳空港です。
飛行機は新千歳空港のRWY01Rに着陸。
冬間近の北海道に到着です。
荷物はターンテーブルCから返却。
ターンテーブル下にある白い恋人の広告が、北海道らしさを印象付けます。
まとめ
ANAの737-800の搭乗記をお届けしました。
ANAの国内線の機材としては標準的な座席で、期待通りのサービスを受けられました。
ANAでは737-800を使用した路線を数多く開設しています。
737を利用して全国各地に旅をしてみるのはいかがでしょうか。
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