国内線新仕様機の787に搭乗して那覇へと向かいます。
ANA最高のおもてなしを体感でき、大満足のフライトでした!
航空会社:全日本空輸(ANA)
便名:NH767便
区間:ITM(大阪/大阪国際空港(伊丹))→OKA(沖縄/那覇空港)
機材:787-9(JA936A)
利用日:2022/5/24
1.ANAの国内線最新仕様機材、78G
ANAは2021年、787-9の新仕様機を導入しました。
この機材はGE製のエンジンを搭載したほか、国際線ファーストクラスのイメージを引き継いだ内装など、従来の青を基調とした内装からの転換がはかられています。
国内線ボーイング787-9型機が就航。ANAが共同開発したシートの快適性を探ってみました|ANA Travel & Life
今回は、その787新仕様機材のプレミアムクラスに乗ったときの搭乗記です。
2.購入方法
今回は事前にプレミアムクラスの航空券を買うのではなく、アップグレードという制度を用いて搭乗しています。
アップグレードとは搭乗日当日(ANAマイレージクラブは2日前)にプレミアムクラスに空席がある場合、追加料金を払えば座席変更できるというものです。
この方法だと普通席+1万円前後でプレミアムクラスに搭乗することが可能となり、だいぶお得に上級クラスを体験できます。
アップグレードについてはANAのHPをご覧ください。
3.搭乗記
はじまりは伊丹空港から。
787便は13番ゲートからの出発です。
大阪-那覇という基幹路線だけあって、搭乗口には多くの人が並んでいました。
搭乗がはじまります。プレミアムクラスの乗客は、Boarding group2での搭乗です。
管理人はANAのステータスを持っていないので、優先搭乗は新鮮に感じます。
いよいよ機内に入ります。78Gのプレミアムクラスは2+2+2の6列仕様となっており、いずれの座席も通路か窓に面しています。
シートはグレーのモケットでまとめられており、落ち着いた印象です。
2010年代前半の上級クラスの座席は革張りが多かったのですが、2020年代に入るとモケット生地に回帰してきましたね。
電動でリクライニングする機能もあり、座席横のボタン一つで自由に倒せます。
座席横には大型デバイダーも設置されており、プライバシー対策もばっちりです。
座席背面を見てみます。
まず目を引くのが15.6インチの大型パーソナルモニター。
プレミアムクラスだと座席と画面の間に距離があるので、この大きさはちょうどよく感じます。
座席にはたくさんのシートポケットがあり、その中にヘッドホンとスリッパが入っています。
座席間隔は約127センチ。足を伸ばしても前の座席につかないのがいいですね。
パーソナルモニターではフライトマップのほか、映画やビデオを視聴できます。
この大画面で映画を見られるのはいいですね。
座席に座るとCAさんから挨拶を受けます。
「お水かおしぼりお持ちしましょうか?」と言われ、ミネラルウォーターを頼みます。
提供されたのは黒部の水。「KUROBE」としか書かれていないパッケージが高級感を引き立てます。
ほどなくして飛行機のドアが閉まり、プッシュバックを開始。
機体はRWY32Lから離陸し、左旋回をして大阪を離れます。
自分が離陸してきた滑走路を見ながら、飛行機は南を目指します。
最新鋭機材である787だけあって、機内はとても静か。非常に快適です。
安定飛行に入り、さっそく機内食が提供されます。
今回乗ったのは午後の便。軽食が提供されます。
国際線のエコノミークラスの機内食を発展させたような食事ですが、個人的には大衆感があって好きです。
提供されたのはメイン料理のほかフルーツ、MAISON CACAOのチョコレート。
MAISON CACAOは鎌倉発祥の生チョコレート店だそうです。
本店がある鎌倉のほか、東京、名古屋にも出店している人気店なんだとか。
メイン料理の中身は以下の通り。
・クロックムッシュ
・海老カツとタラモサラダのドッグサンド
・オリーブのピンチョス
・ベーコンとスナップエンドウのアンチョビサラダ
どの品もこだわって作ったのが感じられておいしかったです。
もっと食べたいと思わせるおいしさでした。
食事が終わり飲み物を聞かれ、コーヒーをお願いします。
こういった細かな気配りも、プレミアムクラスの魅力の一つですね。
ANAでは新型コロナウイルスの影響で紙媒体の機内誌が廃止になり、機内Wifiで配信する形となりました。5月の特集はタイ。バンコクからチェンマイに至る寝台特急の旅の様子が書かれていました。
管理人も同じルートの旅を2年半前に行っています。またタイを旅してみたいですね。
機内食を食べたりコーヒーを飲んでいたら、あっという間に沖縄上空。
晴れの大阪から一転、沖縄上空は曇り。沖縄はもう梅雨入りが発表されていましたね。
飛行機は無事RWY18Rに着陸。
久しぶりの那覇に到着です。南国特有のじめっとした空気を感じながら、那覇市内へと向かいました。
4.まとめ
78Gのプレミアムクラス搭乗記をお届けしました。
座り心地のよい幅広座席、大型のモニター、満足のいく機内食と、大満足のプレミアムクラスでした。
ANAの78Gは東京を中心とした主要都市への路線に投入されているので、皆さんも乗ってみてはいかがでしょうか。
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