白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

白ちゃんの搭乗記 vol.13 日本航空(JAL)2905便 仙台→新千歳(737-800運航便)

 

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フライト情報

航空会社:日本航空

便名:JL2905便

区間:SDJ(仙台空港)→CTS(札幌/新千歳空港)

機材:737-800(JA339J)

利用日:2019/11/05

 

 

1.はじめに

今回の搭乗記は日本航空の仙台-新千歳線です。普段この路線はJALの子会社、ジェイ・エアが運行しているのですが、2019年の冬スケジュールから1往復のみJAL本体の737で運航されるようになりました。737の運航便で仙台空港から新千歳空港を目指します。

 

2.航空券の購入

今回も例によってJALHP(https://www.jal.co.jp/)から購入しました。

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737で運航される便は、wifiマークが付いているので一発でわかります。

 

3.搭乗記

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今回は仙台空港から出発です。仙台空港は2016年に民営化され、新規路線を積極的に誘致してます。その甲斐あって、今ではフジドリームエアラインズの仙台-出雲線、エアアジアジャパンの仙台-名古屋線など、新規就航が目立つようになりました。

仙台空港のJALのカウンターは、仙台空港アクセス線からの連絡通路を出たすぐのところにあります。カウンターの上には仙台名物の七夕が飾られていました。カウンターで荷物を預け、搭乗口へと向かいます。

 

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 保安検査場の入り口です。仙台名物、萩の月の広告が掲げられています。

 

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 待合室へと進みます。JL2905便は保安検査場を抜けてすぐのところにある4番ゲートからの出発です。仙台空港では保安検査場が搭乗口の一番端にあります。そのためゲートによってはだいぶ歩きますが、今回はラッキーでした。

 

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 今回の搭乗機はJA339J、2014年登録の機体です。

 

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座席は、黒を基調とした革張りシートの「JAL SKY NEXT」仕様となっています。JALの777の座席(白ちゃんの搭乗記 vol.23 日本航空523便 羽田→新千歳(777運航便) - 白ちゃんの旅ノート)や、日本トランスオーシャン航空のもの(白ちゃんの搭乗記 vol.6 日本トランスオーシャン航空600便 石垣→那覇 - 白ちゃんの旅ノート)と変わりません。

 

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 機内へと乗り込みます。3連休明けの平日とはいえ、見た感じ搭乗率は9割を超えています。他の便はERJで運航されているとは思えない席の埋まり具合です。

 

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 飛行機は滑走路を抜け、滑走路27から離陸。仙台空港の南を通り、太平洋上空へ抜けます。飛行機からは仙台空港の全景を見ることができます。

 

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この日の天候は快晴。飛行機からは東北の景色を上空から眺めることができました。まずは日本三景の1つ、松島。上空からでも大小さまざまな島を確認できます。 

 

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外の景色を見ているうちにドリンクサービスが始まりました。今日選んだのはスカイタイム(キウイジュース)。もう何度もこのジュースを口にしていますが、甘みと酸味のバランスが取れていて非常に美味しく感じます。

 

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飛行機は陸奥湾の上空へ。機内からでも青森の市街地が確認できます。 

 

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飛行機は津軽海峡を渡り、北海道の上空へ。このフライトも終盤です。 

 

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飛行機は新千歳空港の北側から回り込み、滑走路19Lに着陸。ターミナルビルに早く到着させるためか、高速離脱誘導路を使わずに滑走路を直角に曲がっていきます。そのため、 先に到着した春秋航空日本のすぐ後につけることができました。

 

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飛行機はタキシングを行い無事新千歳空港に到着。回転テーブルで荷物を受け取り、目的地へと向かいます。

 

4.まとめ

久々にJALの737に搭乗しましたが、J-AIRのエンブラエル機と違いオーバーヘッドキャビンが大きかったり、機内ではwifiが使えたりと快適なフライトでした。

JALの経営破綻から約10年がたちました。破綻からの数年は各地で機材の小型化が進められましたが、2019年のA350の導入により中小機材を地方に回せるようになりました。その結果、小さな機材で運航せざるを得なかった路線でも確実に機材の規模が大きくなっています。

機材の大型化で便利になったJALの仙台-千歳線を皆様も利用してみてはいかがでしょうか。