白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

白ちゃんの搭乗記 vol.12 キャセイパシフィック航空581便 新千歳→香港

 

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フライト情報

航空会社:キャセイ パシフィック航空

便名:CX581便

区間:CTS(札幌/新千歳空港)→HKG(香港国際空港)

機材:777-300(B-HNU)

利用日:2019/9/14

 

 

1.はじめに

今回の搭乗記はキャセイパシフィック航空の札幌/新千歳-香港線です。

キャセイパシフィック航空は香港を拠点とする航空会社です。サービスに対する評価も高く、イギリスのSKYTRAXによる格付けでは、JALやANAと並んで5つ星の評価を受けています。キャセイパシフィック航空は札幌、成田、羽田、中部、関西の各空港に就航しており、香港や台湾、東南アジアへの旅行で使用したことのある人も多いのではないでしょうか。しかしこのキャセイパシフィック航空、東京、大阪、名古屋からの便は数多く設定されているものの、札幌からの便は1日1便しかありません。今回は、そんなキャセイのマイナー路線である札幌-香港線を利用した時の搭乗記です。

 

2.購入方法

 今回は少々複雑な発券をしています。というのも札幌-香港線をキャセイパシフィック航空公式サイト(https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP.html)から購入しようとすると、40万円の運賃しか残っていなかったためです。しかし、日本航空のサイト(https://www.jal.co.jp/) からJAL便名で同じ便を購入すると、その6分の1、61830円で購入することができました。希望する航空会社の空席が高い運賃でしか売られていない場合、コードシェアしている別の航空会社から購入してみるのも1つの手かもしれません。

 

3.搭乗記

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出発は新千歳空港の国際線ターミナルからです。旅客の増大に伴い、新千歳空港の国際線エリアは2019年に拡張されました。新たに拡張されたエリアは非常に開放的です。空港でのチェックインはJALの方が対応しています。パスポートを提示して搭乗券とラウンジの入場券を貰います。

 

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チェックインを済ませたあとは出国審査です。空港の拡張とともに出国審査場も広くなりました。それほど並ばずに出国します。

 

 

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国際線エリアの拡張で広くなったのはチェックインカウンターだけではありません。出国したあとの制限エリアにも新しい店がオープンしていました。

 

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チェックインカウンターでもらったラウンジの招待券を受付で渡し、ゆったりします。食事を食べてゆっくりしていると出発の時間になりました。急いで機内へと乗り込みます。(新千歳空港の国際ラウンジに関しての記事はこちら→白ちゃんの空港ガイド vol.2.1 新千歳国際空港「Royal Lounge」(国際線エリア拡張後) - 白ちゃんの旅ノート)

 

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今日使用される機材は777-300です。この機材は普段、香港-台北や香港-成田といった、近距離〜中距離路線に投入されています。機内エンターテインメントも新しく、快適に過ごすことができます。搭乗率はそれなりに高く、機体後方でも7割くらいの席が埋まっていました。

 

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座席はキャセイのコーポレートカラーである濃い緑色を基調とした落ち着いたデザインです。ヘッドレストも備わっており、短距離〜中距離路線向けの機材ながらも快適に眠ることができます。

 

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座席背面を見てみます。機内エンターテイメントも最新式となっており、タッチ一つで画面の操作をすることができます。ドリンクホルダーもついているほか、座席のテーブルも大小2つのサイズに広げることができます。JALのA350(白ちゃんの搭乗記 vol.21 日本航空528便 新千歳→羽田(A350運航便) - 白ちゃんの旅ノート)や、吉祥航空の787の座席(準備中)とほぼ変わりません。

 

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飛行機は定時にドアクローズ。国内線ターミナルの横を通り抜け、A滑走路から離陸していきます。

 

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安定飛行に入るとすぐにドリンクサービスが開始されます。私はオレンジジュースを注文しました。この機体のテーブルは、ドリンクサホルダーのみを展開することもできて非常に便利です。

 

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飛行機は日本海沿いをひたすら飛んでいきます。この日は晴れていたので、能登半島を見ることができました。

 

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ここで機内エンターテインメントの観光案内を見てみます。台北の観光案内に関しては、「他の有名アジア諸国の存在感に押されて目立たないことが多々ある小さな島」と書いてあります。日本人にとって台湾はメジャーな観光地ですが、香港の人にとっては台北は観光で行く場所ではないのでしょうか...

 

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続いて機内誌を見てみます。搭乗した月の機内誌の特集はムンバイでした。キャセイの機内誌は英語で書かれているところが多数あり、より多くの人に読んでもらおうというキャセイの意図が感じられます。

 

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機内食の時間になりました。今回の機内食はハッシュドポテトにビーフシチュー、パン、サラダでした。ビーフシチューは肉がとろけるまで煮込んであります。サラダもサーモン入りで、食欲をそそります。さすがキャセイと言える素晴らしい食事でした。

 

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そしてデザートはお馴染みのハーゲンダッツ。今回はバナナ味です。少々甘めでしたが、美味しくいただきました。

 

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食事が終わり、機内は消灯。他の乗客の方は映画を見たり仮眠したりと、それぞれの時間を過ごしています。

 

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飛行機は南西へと向かって行きます。どこの都市かはわかりませんが、上空からみる夜景は綺麗です。

 

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飛行機は高度を下げて香港国際空港に到着。入国審査を受け、宿へと向かいました。

 

4.まとめ

1年半ぶりのキャセイパシフィック航空でしたが、高品質なサービスが続いており非常に満足の行くフライトでした。キャセイパシフィック航空は香港に行く以外にも、東南アジア、ヨーロッパへ行く際に使うことができます。

高品質なサービスで知られるキャセパシフィック航空を是非利用してはいかがでしょうか。