※吉祥航空の乗り継ぎをする人向けの記事です。上海-ヘルシンキ便の開設によって今後増えそうな、吉祥航空利用での上海浦東空港乗り継ぎについて解説します。
1.往路の場合(長時間の乗り継ぎ)
今回私は新千歳~上海~ヘルシンキという経路で移動しています。新千歳からの便の到着時刻は18:05、ヘルシンキ行きの出発時刻は翌日深夜1:20です。乗り継ぎ時間は6時間強あります。
吉祥航空1382便で新千歳から到着した私、飛行機を出たところには係員のお姉さんが立っており、ヘルシンキ行きの人を集めていました。連れて行かれたのは入国審査場。一旦中国に入国します。パスポートコントロールを抜けて再びお姉さんについて行くと、連れて行かれたのは出発フロアのインフォメーション前。搭乗券に書いてある時刻までに搭乗口に来るように言われ、解散となってしまいました。親切なのか雑なのかわからない対応をされましたが、所定の時間までに搭乗口に向かって無事ヘルシンキ行きに乗り込みました。
詳しくは以前書いた搭乗記をご覧ください。
日本からの便を出たところにきちんと係員の方がいたので、最低限の英語ができれば簡単に乗り継げると思います。
2.復路の場合(短時間の乗り継ぎ)
復路の乗り継ぎは中国に入国せずに行いました。ヘルシンキからの便が到着するのは朝の6:30、新千歳行きの飛行機が出発するのは9:25となっており、3時間弱の乗り継ぎ時間しかありません。
往路と同じく、ヘルシンキからの便を降りると係員のお姉さんが立っています。新千歳、大阪への乗り継ぎ客を集めていました。乗り継ぎ客全員が集まると、乗り継ぎカウンターへの移動が始まります。
乗り継ぎカウンターへは到着したものの、係員はここで待機するように言います。
スムーズに乗り継ぎの手続きが始まるのかと思いきや、しばらく待機のようです。何人かの利用客が係員のお姉さんに現在の状況を確認しますが、進展はなし。乗り継ぎ時間が少ないので、不安は募るばかりです。
結局、乗り継ぎの手続きが始まったのはカウンターに到着してから1時間以上あとでした。大阪行きよりも先に出発する新千歳行きの乗客が先に案内されます。パスポートを提示して、新千歳行きの航空券を受け取ります。
セキュリティチェックを受け、新千歳行きの便に急いで乗り込みます。搭乗口に到着したのは搭乗案内が始まる20分前。余裕のない乗り継ぎとなりました。
3.まとめ
欧州線の就航が最近ということもあり、航空会社が乗り継ぎ客の対応に慣れていない印象を受けました。
欧州へは直行便が断然便利ですが、吉祥航空利用の強みはやはり安さです。安く欧州へ行きたいという方は、この記事を参考にして旅行計画を立ててみてはいかがでしょうか。