久々の保存機めぐりのコーナー。
今回は、タイの東北部の国境の街、ノーンカイに保存されているL1011を紹介します。
とてもきれいな状態で保存されており、見ごたえがありました。
1.N388LSとは
ノーンカイに保存されているL1011を簡単に紹介します。
ノーンカイに保存されているのは、登録番号N388LSと呼ばれている機体です。
主にロイヤルヨルダン航空で活躍したあと、2007年からはラスベガスサンズで活躍していました。
飛来していたドムンアン空港の水害に巻き込まれて再起不能となり、その後どういうわけかノーンカイの地で保存されるようになったものになります。
2.アクセス
保存されているのはノーンカイのChic chic marketと呼ばれる施設。
駅やバスターミナルから歩いていけなくもない距離ですが、トゥクトゥクやタクシーを利用したほうが無難です。
ここの場所の地図
3.保存機の紹介
まずは全景。
L1011は市場の奥にある広々としたスペースに展示されています。
まわりはスケートボードの練習場として利用されているようです。
機首を左側から。
なぜかL1ドアが開いています。ドアの向こうには別のガラスのドアが見えました。
この機体の中が気になりますが、さすがに入れないようです。
展示というよりは放置に近いので、このようにいろいろな部分を間近から見ることができます。
ギア回りもすぐ近くから見ることができ、迫力たっぷりです。
ランディングギアは、コンクリートブロックの上に置かれています。
どうやって収納されるかまるわかりで、非常に面白いです。
残念ながらエンジンは撤去されており、エンジンカウルだけが残っています。
最後に尾翼を撮影。
青系でまとめられた尾翼がきれいです。
4.まとめ
ノーンカイに展示されているL1011を紹介しました。
アクセスしづらい場所にありますが、状態もよく非常に見ごたえがある機体です。
タイにはこのほかにも保存機(放置機?)がたくさんありますので、そちらも機会があれば見に行きたいと思います。
世界中にあるL1011の保存機をまとめた記事はこちら