航空会社:タイ国際航空
便名:TG911便
区間:LHR(ロンドン/ヒースロー空港)→BKK(バンコク/スワンナプーム国際空港)
機材:A380-800(HS-TUC)
利用日:2019/3/20
1.はじめに
今回の搭乗記は、タイ国際航空です。タイ国際航空はタイのフラッグキャリアで、日本をはじめとしたアジアや、ヨーロッパ地域に幅広い路線網を持っています。日本では新千歳、東京(羽田・成田)、中部、関西、福岡に就航しており、乗ったことのある方も多いのではないでしょうか。
タイ国際航空を利用して、ロンドン・ヒースロー空港からバンコク・スワンナプーム国際空港経由で東京国際空港(羽田)へ向かいます。
2.購入方法
今回の航空券は、成田→バンコク→テルアビブの復路として購入したものです。
詳しい航空券の購入方法、往路の搭乗記は下記の記事に以前書いてあります。もしよろしければ読んでみてください。
3.搭乗記
ヒースロー空港でタイ国際航空は第2ターミナルを使用します。ヒースロー空港は規模の割にターミナルの面積が限られますが、手狭さを感じさせない設計となっています。
早速チェックインを済ませます。省力化のためか、エコノミークラスの利用客はすべてキオスクでチェックインしなければなりません。その後自分で荷物にタグをつけて預け入れます。
セキュリティチェックを経て出国後エリアへと向かいます。出国後エリアはこのような開放的な空間です。免税店やお土産屋さん、ドラッグストアも配置されており、充実しています。
この日のTG911便は、搭乗口B43番からの出発です。この搭乗口、出国後のエリアからかなり離れていました。おそらく10-15分くらいは歩いたと思います。
搭乗口近くにあるベンチで搭乗時刻まで待ちます。さすが世界でも最大規模を誇る空港、待合室も広くなっています。
時間が経つにつれ、待合室の椅子も段々と埋まってきます。多くの利用客がいますが、タイの方は少ない印象を受けます。
搭乗が始まり、機内へと足を踏み入れます。タイ国際航空のシートは赤と紫の2種類です。シートには、あらかじめブランケットと枕が備え付けられています。幸い私の隣2座席には人が座らなかったなかったため、3席を独占することができました。
機内エンターテインメントなどは、コントローラーつきの一世代前のもの。少し古さを感じさせますが、特に問題なく使用することができました。タイ国際航空のA380は日本線にも投入されることがあるため、機内エンターテイメントに日本語の設定があるところもうれしいところです。
機内前方を見上げます。世界最大の旅客機であるA380だけあって、他の機体と比較して開放感があるように感じます。
全員が乗り終わったところで飛行機はプッシュバックを開始、RWY27Lから上空へと飛び立ちます。安定飛行に入ってから最初にスナックとジュースが配られます。スナックは塩気が程よく効いており、美味でした。
飛行機はヒースロー空港を飛び立ち、ユーラシア大陸を東へ進みます。巨大な翼を眺められるのは、A380での運航便ならではといったところでしょうか。
エアバス機の垂直尾翼にはカメラが備え付けられており、機内エンターテイメントから見ることができます。このアングルから見る飛行機は、あたかも巨大な鳥が翼を伸ばして飛んでいるようです。
離陸から1時間後、1回目の機内食が配られました。チキンとポテト、ニンジンのソテーとパン、サラダ、チョコケーキという内容です。イギリス積み込みの機内食ですが、この食事に関しては特段気になることもなく美味しく頂けました。
機内エンターテイメントで時間をつぶしたり、仮眠を取ったりしているうちに飛行機は東へ進んでいきます。搭乗した日はちょうどインドとパキスタンの関係が悪化していたころでした。飛行機はパキスタン上空を迂回して進んでいきます。
飛行機はインド上空を飛んでいきます。飛行機の周りも夜になり、休んでる人も多く見受けられるようになりました。
リフレッシュを兼ねて飛行機を散策します。A380は2階建て構造となっいるため、機体後方には螺旋階段が設置されています。
階段のそばには、新聞や雑誌が置かれていました。タイ語に加えて、中国語の新聞まで置かれています。
バンコクに到着するまであと1時間半となりました。2回目の食事が配られます。内容はハッシュドポテトにクロワッサン、フルーツ、ヨーグルトでした。朝食にしてはボリュームがありますが、何とか完食しました。
飛行機は降下を開始し、朝のバンコクへと降り立っていきます。空港への着陸間際には、タイ国際航空の子会社、タイ・スマイルのA320を見ることができました。
バンコクへ到着しました。SIMカード会社の象のキャラクターがお出迎えです。
羽田行きの出発時刻まで時間があるので、タイに入国してバンコク市内を散策します。
タイ国際航空のA380ですが、座席が少々古いものの、シートピッチは広々としていて使いやすかったです。タイ国際航空は日本路線にもA380を投入しており、日本人も気軽に乗ることができます。快適に移動できるタイ国際航空のA380で、バンコクやヨーロッパへ行ってみてはいかがでしょうか。
バンコクからは飛行機を乗り継ぎ、羽田へと向かいます。後半の様子はこちら↓です。