今回の搭乗記は、JALの787です。
新たな国内線の機材であるA350に揃えられた内装で、短い時間ながらも快適な移動ができました!
航空会社:日本航空
便名:JL115便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田))→ITM(大阪/大阪国際空港(伊丹))
機材:787-8(JA848J)
利用日:2020/11/17
1.搭乗記
今回の出発地点は羽田空港です。
ここ1年で、羽田空港第1ターミナルの風景は大きく変わりました。
羽田空港の出発カウンターは全面的にリニューアルされ、自動荷物預け入れ機が設置されています。
対面でのやり取りもなく、新型コロナウイルスの感染対策にも有効です。
今回は残念ながら預ける荷物がないのでスルーしますが、機会があれば預け入れ機を使用してみたいですね!
保安検査場を通過し、搭乗口へと向かいます。
今回出発するのは15番搭乗口。
保安検査場やサクララウンジにも近く、便利な搭乗口です。
余談ですが、搭乗口に設置されている改札機は今年に入ってリニューアルされました。
QRコードの読み取り速度が速くなり、今までよりもスムーズに搭乗できるのは嬉しいですね。
(参照:JAL、搭乗口の改札機10年ぶり刷新 QRコード読取も高速化)
出発時刻の25分前となり、搭乗案内が開始されます。
今回利用するのは上級会員の利用者が多いことで知られる伊丹線。
JMBダイヤモンド、プラチナ、JGCプレミアなどの、第1段階の優先搭乗で乗る人が長蛇の列を作ります。
40-50人くらいはいたのではないでしょうか。
これほど上級会員がいるのは、伊丹線だけなのではないでしょうか。
普段札幌線しか利用しない私にとっては、軽いカルチャーショックを受けます...
今回搭乗するのはJA848J、2019年に導入された新しい機材です。
座席は黒を基調とした落ち着いたデザインで、可動式のヘッドレストも備え付けられています。
普段飛行機で仮眠を取ることが多い私としては、このヘッドレストは非常にありがたいです!
シート背面を見てみます。
シートモニターはJALの787の最大の特徴と言ってもいいでしょう。
機内モニターでは映画やオーディオ、電子書籍を見ることができ、飛行中も快適に過ごせます。
そのほかにもJALの787にはUSBポート、電源プラグ、書籍ラック、大きさを2段階に調整できるテーブルが備え付けられており、文句なしの機内設備です。
ここ2-3年のFSCでは機内モニター付きの座席が増えて来ましたが、何回乗っても感動します。
後続の便が新型コロナの影響で減便されていることも影響してか、JL115便の座席は8-9割埋まっています。
しかし乗客の動きはスムーズで、瞬く間にドアクローズとなりました。
上級会員が多いためか、飛行機に乗り慣れている人が多い印象があります。
定時に飛行機を出発するために誘導しているCAさんもプロですが、乗客の人も「プロ」ですね。
飛行機は滑走路へと進み、RWY05から離陸していきます。
いつもなら離陸待ちをすることも多い羽田空港からの離陸ですが、この日は走行してから一度も止まらずに離陸していきました。
これほどスムーズに羽田空港を移動したことはいまだかつてなかったので、清々しささえ感じました。
飛行機は東京湾上空を旋回し、西へと向かいます。
787のエンジンは非常に静かで、ほとんど気になりません。
飛行機が静岡県に差し掛かり、右手には富士山が見えてきました。
札幌で暮らしている私にとって東京から西へ機会はあまりないので、珍しさで少し興奮します。
離陸から20分経過し、ドリンクサービスの時間となりました。
今回私はスカイタイムキウイを注文します。
スカイタイムキウイは新型コロナウイルスの関係で一時期飲めなくなっていたため、感動もひとしおです。
787にはドリンクホルダーが設置されており、わざわざテーブルを広げなくても飲み物を置くことができます。
ほどよい酸味と甘味が交わるキウイジュースは、「いつもの味」といった感じで、空にいることを実感させてくれます。
機内誌の設置を取りやめる会社も多い中、JAL系列の会社では機内誌が各座席に置かれています。
11月の特集は沖縄。エメラルドグリーンに輝く海の写真が印象的でした。
今からでも沖縄に行きたくなってしまいます!
羽田-伊丹間の飛行時間はなんと45分。
非常に慌ただしいフライトです。
機外の風景を眺めていると、すぐに関西に着いてしまいます。
機内の外から見えたのは生駒山地。大阪はすぐそこです。
飛行機は市街地の上を通り、伊丹空港のRWY32Lに着陸します。
大阪の街の真上を飛ぶ着陸間際の風景は迫力があり、非常にワクワクしました。
飛行機はRWY32Rを横切り、駐機場へと向かいます。
飛行機は駐機場に到着。ターミナルビルへと進みます。
近年大幅なリニューアルが行われてきた伊丹空港。
到着ロビーは、開放感あふれる設計となっています。
今回私は荷物を預けていないので、足速に到着ロビーへと向かいました。
2.まとめ
JALの787の搭乗は初めてでしたが、低騒音の機体、機内モニターをはじめとした充実した機内設備で、短いながらも快適な時間を過ごせました!
日本航空の787を選んで良かったと心の底から思えます。
現在JALの787は羽田-伊丹、福岡線に投入されています。大阪や福岡を訪れる際には、従来機よりも787の便を選ぶのを強くオススメします!
きっと機内で感動が待っているはずです。それくらい最高の機材でした。
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