白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

搭乗記 vol.11.2 FDA603便 新千歳→山形(後編)

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FDA(フジドリームエアラインズ)のERJに乗って山形を目指します。

搭乗までの様子は前編をご覧ください。
aroundairport.hatenablog.com

 

 

4.搭乗記

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いよいよ飛行機の中に入ります。

グレーの座席にワインレッドのヘッドレストが目を引きます。

座席は一般的な小型機のものといった感じでしょうか。

中型機のもとの比べると全体的にやや小ぶりな印象を受けます。

 

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座席背面にはテーブルがあるのみ。

国内線の座席では標準的な装備ですね。

 

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シートポケット下部には、FDA10周年の広告が貼ってありました。

就航当初は小さな航空会社でしたが、今では全国にネットワークを構築する規模にまでなりました。 

 

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FDA603便は乗客を載せてドアクローズ。この日はRWY19Rからの離陸です。

千歳に多く発着するJAL機を横目に、飛行機は北海道をあとにします。

 

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この日の天気は快晴。

離陸直後にはゴルフ場や工業地帯など、苫小牧の市街地が見えました。

 

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機内誌を見てみます。

フジドリームエアラインズ の機内誌は「DREAM3776」と名付けられていて、就航地の観光情報や名物に関する特集が組まれています。

冊子の厚みもあり、全てを読み終えるのには結構時間がいります。

 

7月の特集は高知の夏休み。透き通った川の表紙が涼しげです。

 

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ページをめくると社長あいさつがあります。

社長もライセンスを持っているのでしょうか、パイロット姿のカットでした。

 

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巻末にはFDAの所有機材の紹介コーナーがありました。

フジドリームエアラインズは機体ごとに塗装されている色が異なっている、珍しい航空会社です。

このような写真を見ると、全機に乗りたくなりますね。

 

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この日の搭乗率は7割ほど。

新型ウイルスによって苦境に立たされている航空業界ですが、段々と乗客も戻ってきました。

 

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ドリンクサービスの時間が始まります。

フジドリームエアラインズのサービスの特徴は、なんといってもシャトレーゼのお菓子がついてくることです。

国際線を利用することができない今、機内で食事をする機会も少なくなりましたね。

 

配られたのはレーズン入りのチョコレートクランチ。

シナモンとレーズンが入ったチョコレートは、少し大人の味がします。

 

ちなみにこのチョコレートクランチ、ネットでも買えるそうです。

(チョコレートクランチ | シャトレーゼ)

 

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飛行機は北海道を離れ、本州へと向かっていきます。

窓からは津軽海峡を見渡せました。

この角度で函館山を見るのも空の旅ならではです。

 

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岩手県を超え、飛行機は山形へと近づいていきます。

山形空港は山に囲まれているためか、飛行機は左右に旋回しながら高度を下げていきます。

窓から見える入道雲は、いかにも夏の情景といった感じです。

 

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飛行機は雲の中を突っ切りながら山形盆地へ。

晴天のフライトにしてはかなり揺れました。

 

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飛行機は山形空港RWY19に着陸。

ターニングパットで折り返してターミナルビルへ向かいます。

 

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山形空港は「おいしい山形空港」という愛称を持っています。

この愛称、かっこ悪く聞こえるのは私だけでしょうか...

 

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ターミナルビルの中に入ってターンテーブルへ。

東北の空港らしく米俵とお酒が飾ってあります。

 

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この日の山形は気温が30℃を超える真夏日。
蒸し暑い空気が全身を包み込みます。

私はこのあとシャトルバスを利用して山形市内へと向かいました。

 

5.まとめ

久しぶりのFDA搭乗でしたが、大手航空会社とは一線を画すサービスで非常に好感が持てました。

みなさんも、FDAに乗って日本の空を飛び回ってはいかがでしょうか。

 

その他の地域航空会社の搭乗記はこちら

aroundairport.hatenablog.com

 

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