格安航空券の代名詞、エアアジアXに乗ってクアラルンプールを目指します。
コロナ再開後は遅延が多発していましたが、2023年5月の時点では定時運行で快適に移動できました。
航空券の予約編はこちら
航空会社:エアアジアX
便名:D7523便
区間:HND(東京/東京国際空港(羽田)→KUL(クアラルンプール/クアラルンプール国際)
機材:9M-XXR(A330-300)
利用日:2023/5/11
3.チェックイン
旅の始まりは羽田空港。
エアアジアXは、入り口から少し奥まったMカウンターを使用しています。
手前にキオスクがありますが、エアアジアでは使用できません。
列に並び、チェックインを行います。
以前はwebチェックインと通常のチェックインで列が分かれていたそうですが、コロナ後は書類の確認が必要な場合があるため、一緒の列に並ぶことになっています。
チェックインでは、シンガポールの入国に必要なSG Arrival Cardを取得したか聞かれたあとに無事発券。東京→クアラルンプール・クアラルンプール→シンガポールの2枚を発行してもらいました。乗り継ぎの便の発券もしてくれるのはうれしいですね。
この便は乗り継ぎ客が多く、受付の人が乗客一人一人に対して到着地の入国書類の有無を調べていたため、少し時間がかかった印象をうけました。
ちなみに私はリュック1つでチェックインしたのですが、きちんと荷物の重量を計測されました。中距離路線とはいえ、LCCらしいですね。
出国審査を終え、制限エリアへと向かいます。
コロナ前だと免税店は深夜帯でも営業していたのですが、まだ営業している店は少数です。
そしてなにより、フードコートが開いていません。
この時間帯に夕食を食べたい人は、事前に食べておくか深夜でも営業しているカフェで売ってる弁当を購入する必要があります。
エアアジアXが出発するのはサテライトの144番ゲート。
搭乗開始が近くなるにつれて、人も多くなってきました。
今回利用するのは9M-XXR。2005年登録の機材で、香港ドラゴン航空を経て2014年にエアアジアグループ入りをしています。
一時はインドネシア・エアアジアXに在籍していたこともあったようですが、同社の解散に伴いエアアジアXに復帰、再びマレーシア発着の国際線に使用されています。
エアアジアXの機材はビジネスクラス12席、エコノミークラス365席の377席仕様です。
通常のA330だと横8列なのですが、この機材は3+3+3の9アブレストとなっています。
経年機ということもあり、座席上の物入れは少し狭め。
そこまで大きな荷物は入らないですが、手荷物が7kgまでということもあり、荷物を入れるスペースが不足しているという印象は受けませんでした。
今回利用した座席はこちら。
ベージュ地の革に赤色のヘッドレストと、いかにもLCCといった座席です。
座席は横に9列配置されているため、少々狭く感じます。
座席の間隔は国内線のFSCと同程度といったところ。
一応機内で仮眠もとれました。
シートポケットの内部を見てみます。
機内食のパンフレットと免税品の商品一覧が一体となっています。
機内食のメニューをのぞいてみます。
LCCの機内食といえば高いイメージがありますが、エアアジアXの機内食はMYR22(670円)程度のものが多かったです。
隣の席の人は事前予約なしで注文していたので、在庫もきちんと搭載されているものと思われます。
エアアジアグッズも販売されていました。
機内ではWifiの案内もされていたので、試しに繋いでみます。
しかしこのWifi、非常に重くて使い物になりません。機内食の注文ページも開けませんでした...
スクートのときもそうですが、東南アジアのLCCはWifiが無いに等しいと言っていいでしょう。
乗客を乗せ、飛行機はプッシュバック。
深夜帯ということもあり、飛行機は海に近いRWY16Lから離陸。
東京湾上空を一周して南東へと進みます。
安定飛行に入り、機内販売の時間がはじまります。
深夜帯ですが、機内食を注文していた人が多い印象を受けました。
機内販売が終わると機内は消灯。一路クアラルンプールを目指します。
到着の30分前くらいになって機内が再び明るくなり、着陸態勢に入ります。
現地の6時にクアラルンプール国際空港の第2ターミナルに到着。
今回は乗り継ぎなので、入国はせずに出発ロビーへの向かいます。
クアラルンプール国際空港はエアアジアの拠点ということもあり、乗り継ぎの動線もきちんとしています。
出発ロビーの前には係員の人がおり、パスポートと搭乗券を見せるとスムーズに出発ロビーにいくことができました。
4.まとめ
初めて利用したエアアジアXですが、座席も想像していたものよりは広く、比較的快適に移動できました。
きちんと定時で到着していたのも印象が良いです。
トラブル時の対応のリスクは背負わなければならないものの、東南アジアへ安価で行きたい場合はおススメできる会社だと思います。
次回はエアアジアの短距離便を利用し、シンガポールへと向かいます。
搭乗記の続きはこちら
同じ東南アジア発着のLCC、スクートの搭乗記はこちら
(こちらは正直おススメできません...)