今回の搭乗記はJALが設立したLCC、ZIPAIR。
LCCらしからぬ広々とした座席、無料のWifi、日本語が通じる機内など、日本人でも安心して利用できる航空会社でした。
航空会社:ZIPAIR TOKYO(ジップエア)
便名:ZG41便
区間:NRT(東京/成田国際空港)→ICN(ソウル/仁川国際空港)
機材:JA825J(787-8)
利用日:2022/1/17
ZIP AIRの紹介・購入編はこちら
2.搭乗記
はじまりは成田空港から。
ジップエアは、主にスカイチームの航空会社が使用する第1ターミナル北にカウンターがあります。
本来ならばオートチェックインが行われてカウンターに寄る必要はないのですが、現在はコロナウイルスの影響により、搭乗客全員がカウンターに並んでチェックインを行う必要があります。
カウンターで荷物の計量とE-KTRを取得しているかを聞かれた後、搭乗券を発行してもらいます。搭乗券は、ロゴが書かれていないシンプルなものでした。(のちにわかりますが、Q-codeは必須ではありません。韓国入国のことに関しては別記事にしたいと思います。)
発券が終わったあとは保安検査&出国審査へ。
日本人は自動化ゲートが使用できるため、スムーズに制限エリアへ進めます。
朝早い時間帯ですが、出国後エリアにあるマクドナルド、スターバックス、お土産屋などの一通りの店は開いています。
セブンイレブンで朝食を調達することもできます。
ZG41便の出発ゲートは搭乗口23番。
中型機での運航ということもあり、搭乗口付近にはたくさんの人が集まっています。
今回お世話になるのはJA825J。
この機材は2012年にJALで登録され、2020年よりZIPAIRで使用されている機材になります。
ZIPAIRへの移籍とともに2クラス206席仕様から2クラス290席仕様となり、より多くの乗客を運べるようになりました。
座席改装前の787搭乗記はこちら
普通席は3+3+3の9列仕様。
黒革の座席が印象的です。座席下には電源もありました。
座席背面にモニターはありませんが、充電用USBポートがついています。
座席の間隔は31インチ(79センチ)と、JAL国内線と同じシートピッチを採用。
中長距離路線をメインとしているZIPAIRですが、このシートピッチであれば快適に過ごせそうです。
座席の設備でうれしいのはこのタブレットホルダー。
ZIPAIRでは機内Wifiが無料で使用できるので、タブレットホルダーと合わせて自分のスマホをモニターの代わりにすることができます。
搭乗が終わり、飛行機はプッシュバックを開始。
見たところ8-9割の席は埋まっていそうです。飛行機はWRY34Lから離陸。
ZIPAIRでありがたいのは無料wifiの存在。
世界各国のFSCでも有料の機内wifiサービスですが、ZIPAIRはなんと無料で利用でき、インターネットに接続することもできます。
機内wifiでは、インターネットのほか機内販売も利用できます。
飛行機は日本海を抜けて西へ。
羊雲が美しいですね。
離陸から1時間半。着陸が近づきます。
仁川周辺はあいにくの曇り空。
Q-codeの提示による検疫、入国審査を終えて無事韓国に入国。
コロナ前はK-ETRの登録もなくもっと気軽に入国できる国でしたが、入国手続きが少し煩雑になってしまいました。
初めてZIPAIRを利用しましたが、日系キャリアらしい細かなサービスと安さを両立させており、非常に好感が持てました。
ZIPAIRは韓国以外にもタイやシンガポール、アメリカにも就航しているので、また使いたいと思います。
このほかの日本-韓国線の搭乗記はこちら