白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

ZIPだけど座席ひろびろ! 搭乗記vol.81.2 ジップエア41便 成田→仁川(搭乗編)

今回の搭乗記はJALが設立したLCC、ZIPAIR。

LCCらしからぬ広々とした座席、無料のWifi、日本語が通じる機内など、日本人でも安心して利用できる航空会社でした。

 

フライト情報

航空会社:ZIPAIR TOKYO(ジップエア)

便名:ZG41便

区間:NRT(東京/成田国際空港)→ICN(ソウル/仁川国際空港)

機材:JA825J(787-8)

利用日:2022/1/17

 

 

 

目次

 

ZIP AIRの紹介・購入編はこちら

aroundairport.hatenablog.com

2.搭乗記

はじまりは成田空港から。

ジップエアは、主にスカイチームの航空会社が使用する第1ターミナル北にカウンターがあります。

 

長い列に並び、自分の番を待ちます。

(2023年3月の時点では、搭乗客全員がカウンターに並んでチェックインを行う必要がありました。)

※2023年5月現在、自動チェックイン機でチェックインできたとの情報があります。

 

カウンターで荷物の計量とE-KTAを取得しているか※を聞かれた後、搭乗券を発行してもらいます。搭乗券は、ロゴが書かれていないシンプルなものでした。

(日本人が韓国に行く場合、K-ETAは2023/4/1以降免除になりました。2023年4月以降はパスポートだけ持てば韓国に事前手続きなしで入れます。)

(※2023年7月より新型コロナウイルスに伴うQ-codeは不要となりました。)

 

発券が終わったあとは保安検査&出国審査へ。

日本人は自動化ゲートが使用できるため、スムーズに制限エリアへ進めます。

 

朝早い時間帯ですが、出国後エリアにあるマクドナルド、スターバックス、お土産屋などの一通りの店は開いています。

セブンイレブンで朝食を調達することもできます。

 

ZG41便の出発ゲートは搭乗口23番。

中型機での運航ということもあり、搭乗口付近にはたくさんの人が集まっています。

 

今回お世話になるのはJA825J。

この機材は2012年にJALで登録され、2020年よりZIPAIRで使用されている機材になります。

ZIPAIRへの移籍とともに2クラス206席仕様から2クラス290席仕様となり、より多くの乗客を運べるようになりました。

 

座席改装前の787搭乗記はこちら

aroundairport.hatenablog.com

 

普通席は3+3+3の9列仕様。

黒革の座席が印象的です。座席下には電源もありました。

 

座席背面にモニターはありませんが、充電用USBポートがついています。

 

座席の間隔は31インチ(79センチ)と、JAL国内線と同じシートピッチを採用。

中長距離路線をメインとしているZIPAIRですが、このシートピッチであれば快適に過ごせそうです。

 

座席の設備でうれしいのはこのタブレットホルダー。

ZIPAIRでは機内Wifiが無料で使用できるので、タブレットホルダーと合わせて自分のスマホをモニターの代わりにすることができます。

 

搭乗が終わり、飛行機はプッシュバックを開始。

見たところ8-9割の席は埋まっていそうです。飛行機はWRY34Lから離陸。

 

 

ZIPAIRでありがたいのは無料wifiの存在。

世界各国のFSCでも有料の機内wifiサービスですが、ZIPAIRはなんと無料で利用でき、インターネットに接続することもできます。

 

機内wifiでは、インターネットのほか機内販売も利用できます。

 

飛行機は日本海を抜けて西へ。

羊雲が美しいですね。

 

離陸から1時間半。着陸が近づきます。

仁川周辺はあいにくの曇り空。

 

Q-codeの提示による検疫、入国審査を終えて無事韓国に入国。

コロナ前はK-ETRの登録もなくもっと気軽に入国できる国でしたが、入国手続きが少し煩雑になってしまいました。

(※2023年9月現在、K-ETRとQ-codeの提出は不要となりました。コロナ前と同じくパスポートのみで韓国に入国することができます。)

 

初めてZIPAIRを利用しましたが、日系キャリアらしい細かなサービスと安さを両立させており、非常に好感が持てました。

ZIPAIRは韓国以外にもタイやシンガポール、アメリカにも就航しているので、また使いたいと思います。

 

このほかの日本-韓国線の搭乗記はこちら

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