スクートに乗って台湾に行こうとしたらメチャクチャ汚い機体に乗るハメになりました。今回はその様子をお届けします。
前回の記事(購入編)はこちら
航空会社:SCOOT(スクート)
便名:TR899便
区間:NRT(東京/成田国際空港)→TPE(台北/桃園国際空港)
機材:9V-OJA(787-9)
利用日:2023/3/2
3.チェックイン
はじまりは成田空港から。チェックイン開始から1時間ほど経過していたこともあり、並ばずに航空券を受け取れました。
多くの乗客をテキパキとさばいており、素晴らしい会社だと感じました。乗るまでは...
出国審査を終え、搭乗ゲートへ。
ゲートの前には、バックパッカーや学生旅行の人などたくさんいます。
コロナ明けということもあり、まだ学生さんは少なめ。
今回乗るのは9V-OJAという機体。「Dream Start」という名称がついているそうです。
この後、とんでもないDreamがStartしてしまいます...
4.搭乗記(往路)
指定した座席へ。
まず見えてきたのは大きな翼。しかしなにやらいつもと違います。
なんと主翼がパッチワーク...
この機体は自分をミレニアムファルコンだと思っているのかもしれません
さて、気を取り直して前を見ると...なんかあります。
触ってみると、なんかベタベタした感じ。
床にはアナ雪のキャラクター、エルサのシールが放置されたまま。子供が座席に貼って遊んでいたのでしょうか...
横を覗いてみると、座面がよごれた座席が目に入ります。
なぜ生成されたかよくわからない白や黒のシミは、駅前広場のアスファルトのよう...
座席と同時に目に入るのは、バッキバキに割れたアームレスト。
しかもこのアームレスト、リラックスしようとして腕をかけると無意識にコールボタンが押されてしまい、CAさんが自然に呼び出されるというなかなかの鬼畜仕様になっています。
さらに上を見てみると、エアコンのふきだし口があります。
これが絶望的に汚い...
世界中がコロナに翻弄されている今の時代、航空会社は「機内の空気は3分ですべて新しいものに入れ替わります!」と宣伝していますが、この航空会社はわずか3分で汚れた空気に入れ替わりそうです...
色々な不安要素を感じながら、飛行機は無事成田を離陸。
台北まで何事もないことを祈って仮眠をとります。787の窓は灰色のボタンを押すと窓が暗くなり、多少寝やすい環境を作ることができます。
さて、ボタンを押しましょう。
ん...?いくら押しても暗くなりません。どうやら窓の暗さ調整ボタンが壊れているようです。窓のボタンの修理代をケチってでも安い航空券を提供したいスクート、その心意気はいいのですが、これでは乗客が不安になります...
さて、ここまでさんざん酷評してきたスクートですが、飛行自体に問題はなく無事桃園に到着。
窓からは、スターラックスのA350を見ることができました。
5.まとめ
スクートの漢字表記は「酷航」なのですが、文字通りのひどさでした...
管理人は今まで結構な数の飛行機に乗ってきましたが、これほど機内が汚くて衝撃を受けたフライトは初めてです。
台北やシンガポールへ行く最安航空券を探すとスクートが出てきますが、もうこの会社はいいかな...
次週は比較的まともだった復路の様子と、スクートの機内サービスについて紹介しようと思います。復路編はこちら
管理人が乗ってきた衝撃的なフライトはこちら
①乗る前に3-40分の尋問があるエルアル航空
②機内食のビーフジャーキーの期限が切れてたエア・ボツワナ