(搭乗した機材とは異なります。)
今回の搭乗記はべトラベル航空。
LCCらしからぬ機内で快適に移動できました。
航空会社:べトラベル航空
便名:VU638
区間:DAD(ダナン国際)→HAN(ハノイ/ノイバイ国際)
機材:VN-A278(A321)
利用日:2023/5/14
1.べトラベル航空とは
べトラベル航空は2020年にベトナム大手の旅行会社、べトラベルが設立した航空会社で、2023年現在べトナムの国内線とハノイ-バンコク/スワンナプーム線を運航しています。
まだ保有機材は3機と少ないですが、今後成長が期待される航空会社です。
2.購入方法
trip.comから購入してます。
近年はセキュリティーの向上により、海外サイトでのクレジットカード決済がおこないづらくなったことから、こちらのサイトを利用しています。
あまりトラブルも聞いたことがなく、安心して利用できます。
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3.搭乗記
はじまりはダナン空港から。
国内有数のリゾート地として知られるダナン。この日も多くの人が利用していました。
べトラベル航空は17-20カウンターを使用。最近できた航空会社ということで、カウンターにはべトラベル航空のロゴなどの装飾はなく、少し迷いました。
荷物検査を終え、制限エリアへ。
ダナン空港は売店が所せましと並んでおり、ベンチの数が足りていません...
搭乗開始時刻を待ちます。
今回利用するのはVN-A278。
2014年にコンドル航空で登録された機材で、トーマスクックエアラインを経て2020年からべトラベル航空の機材となっています。
機内へと入ります。
座席はコンドル航空時代の座席がそのまま使われているため、コンドル航空のコーポレートカラーであるグレー地に黄色の帯が目をひきます。
日本のジェットスターの座席もそうですが、A321は非常口座席の近くに客室乗務員が座るため、どうしても2列になってしまう場所があります。
中央列に座るとCAさんとかなり近接してしまうため、居心地が悪いかもしれません。
指定された座席に座ります。べトラベル航空はLCCですが、シートピッチは確保されており日本のFSC並みの広さがあります。
座席背面はテーブルだけのシンプルなもの。
座席も長く使用されているもののため、ゴム紐が伸びきってしまっています。
コンドル航空時代に使用されていたと思われる、機内ラジオの設備も残っていました。
電源も入っていますが、べトラベル航空では使用されていなかったと思います。
シートポケットに入っていたメニューを見てみましょう。
メニューはパスタやご飯ものなど、しっかりとしたものが売られています。
巻末にはべトラベル航空のグッズコーナーがあります。
航空機の模型のほか、パジャマなんてのも売られています。
満席近い飛行機はダナンを飛び立ち北へ。
ハノイへ向かいます。
安定飛行に入ってから機内販売もありましたが、あまり買っている人は見かけませんでした。
1時間ほど飛行したのち、ハノイに到着。
日本ではあまり見かけない機体後方からの降機です。
機体の向かい側に止まっていたバスに乗って到着ロビーへ。
多くの人が荷物を受け取っていました。
4.まとめ
あまり聞いたことのない航空会社ということもあり不安でしたが、もともと使用されていた広い座席を再利用するなど、快適に移動することができました。
会社の設立時に発表された計画では、べトラベル航空は日本への進出も企画していたそうです。
コロナ禍があって日本へ就航する話は聞かれなくなってしまいましたが、安価な価格と快適な移動を両立するべトラベル航空の今後が楽しみです。