白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

搭乗記vol.94 パシフィック・エアラインズ6854便 シンガポール→ホーチミン

元ジェットスターグループの航空会社、パシフィック・エアラインズでシンガポールからホーチミンへと向かいます。
LCCらしい簡素なサービスで、快適なフライトとなりました。

 

フライト情報

航空会社:パシフィック・エアラインズ

便名:BL6854便

区間:SIN(シンガポール/チャンギ国際空港)→SGN(ホーチミン/タンソンニャット国際空港)

機材:VN-A564(A320)

利用日:2023/5/12

 

 

 

目次

 

1.パシフィック航空とは

パシフィック航空は2002年に設立された航空会社で、ベトナム国内線を中心に運航している航空会社です。

2008年から2020年はジェットスターが株式を取得しており、「ジェットスター・パシフィック」の名前で運航していました。

現在はベトナム航空の傘下に入り、引き続きベトナム国内線を中心に運航するLCCとして営業しています。

 

2.購入方法

今回はトリップドットコムから予約しています。

中国の会社ですが、日本語の対応窓口もあって安心して利用できます。

トリップドットコム 公式サイト|航空券・ホテル・列車予約ならTrip.com

 

3.搭乗記

出発はシンガポール・チャンギ空港から。

パシフィック航空はターミナル4からの出発です。

ターミナル4は2017年に開業。チャンギ空港の中で最も新しいターミナルとなっています。

 

パシフィック航空のカウンターは2番です。

パスポートを見せるとすんなりチケットが出てきました。

日本人があまり利用しない会社だと発券まで時間がかかるケースが多かったので、この対応は意外でした。

 

出国審査を終え、制限エリアへと出ます。

ターミナル4の建物内には多くの木々が植えられ、まるで屋外にいるような気分にさせてくれます。

お土産屋はカトン地区をイメージしており、プロジェクションマッピングで色とりどりの装飾が施されていました。

 

ゲート前に到着。最初はほとんどいなかったゲート前の人も、時間がたつにつれて増えてきます。

G14ゲートから搭乗。シンガポールをあとにします。

 

今回搭乗するのはVN-A564。

2017年にジェットスター・パシフィックで登録された機材で、社名がパシフィック航空になったあとも引き続きパシフィック航空で使用されています。

 

※降機時に撮影

外装はジェットスター時代とほとんど変わらず。

「Jetstar」のロゴを覆い隠すように、パシフィック航空のデカールが張り付けられています。

 

内装もジェットスターグループのときのままとなっています。

黒地のレザーシートは、日本でもおなじみですね。

 

搭乗が終わり、チャンギ空港を離陸します。

オーバーヘッドキャビンの上のオレンジの帯もそのままです。

あまりにも内装に手が加えられていないので、ジェットスター・ジャパンに乗っている気分になります。

 

機内販売のパンフレットはしっかりとパシフィック航空仕様。

ベトナムらしく、表紙にはフォーが写っています。

 

中身はいたって普通のメニュー。

ちなみに頼んでいる人はほとんどいませんでした。

 

ホーチミンまでの飛行時間は2時間ほど。

LCCの狭い機内でも快適に過ごせました。

 

飛行機は無事タンソンニャット国際空港に着陸。

到着スポットが埋まっていたため少し待たされましたが、ほぼ定刻で到着しました。

今回は荷物を預けていないため、そのままターミナルビルの外へ。

ホーチミン観光へと向かいます。

 

4.まとめ

ジェットスターグループから離脱し、新たなスタートを切ったパシフィック航空ですが、トラブルや遅延もなく、普通のLCCでした。

シンガポール-ベトナム間やベトナム国内線を使う人は、パシフィック航空を使ってみるのもアリだと思います。

 

そのほかのベトナムLCCの搭乗記はこちら

aroundairport.hatenablog.com