航空会社:ウィズエアー
便名:W61568便
区間:IEV(キエフ/ジュリャーヌィ国際空港)→WAW(ワルシャワ/ショパン空港)
機材:A320(HA-LYX)
利用日:2020/1/2
1.はじめに
今回取り上げるのはヨーロッパのLCC、WIZZ AIRです。
WIZZ AIR は2004年に運航を開始したLCCです。
2020年現在ではイスラエルやドバイといった中東への路線も開設している、ヨーロッパでも主要な航空会社となっています。
今回は、WIZZ AIRを利用してウクライナの首都、キエフからワルシャワを目指します。
2.公式サイトでの予約
今回も航空会社公式HP(Official Wizz Air website | Book direct for the best prices)から予約しています。
WIZZ AIRのHPに日本語はありませんが、ある程度の英語ができれば予約は簡単です。
※記事執筆時点でキエフ→ワルシャワ便は運休だったため、ウィーン→ワルシャワの画面で解説しています。
公式サイトに「Origin」と「Destination」を入力し、便名の選択に移ります。
時間帯によっては航空券の値段が大幅に変わるものLCCの特徴ですので、注意が必要です。
WIZZ AIRの運賃のタイプは3つあります。
「BASIC」は一番安いですが、機内持ち込み荷物のみ無料(オーバーヘッドキャビン収納不可)や、搭乗前にオンラインチェックインをしなければならないなど、制約の多い運賃タイプとなっています。
2番目に安い「WIZZ GO」は20kgまでの預け入れ荷物料金、追加料金なしでの座席指定、空港でのチェックイン、優先搭乗の料金が入ったプランです。
「WIZZ PLUS & FLEX」は、一番高額な運賃で、「WIZZ GO」運賃にはない最前列や非常口座席の指定、航空券払い戻しができる運賃となっています。
今回は荷物を多く持っていた関係で、「WIZZ GO」運賃を選択しました。
名前と預け入れ荷物を登録します。
「BASIC」運賃では預け入れ荷物がある場合、追加料金を払う必要があります。
「WIZZ GO」運賃では20kgまでの預け入れ荷物料金は運賃に入っているため、預け入れ荷物の追加料金はかかりません。
日本のLCCとは異なり、WIZZ AIRの「BASIC」運賃ではオーバーヘッドキャビンに荷物を置く場合にも料金がかかります。
そのため、「BASIC」運賃ではこの画面でオーバーヘッドキャビンに荷物を置くか決めなければなりません。
しかし、今回利用する「WIZZ GO」運賃はオーバーヘッドキャビンへ収納する荷物の料金は入っているため、「I need WIZZ priority」の場所をチェックして次の画面に進みます。
オーバーヘッドキャビン荷物を預けるか決定したあとは、座席指定です。
日本のLCCと同じで、WIZZ AIRは座席を指定する際にも料金がかかります。
続いて、各種追加サービスの選択に移ります。見慣れないサービスが並びますが、順にみていきます。
「WIZZ PRIORITY」は優先チェックイン、優先搭乗、キャリーバッグと荷物1つを機内に持ち込めるサービスです。
「Auto check in」は、追加料金を払っておくと、出発時間の50時間前に自動的にチェックインが行われ、搭乗券が自分のメールアドレスに送られてくるサービスです。
※通常WIZZ AIRでは出発の48時間前から出発の3時間前(事前に座席指定をしている場合は出発の30日前からチェックイン可)に公式サイトにアクセスし、チェックインを行わなければなりません、「Auto Check in」では、追加料金を払うことで、このチェックインの手続きを省略できるというものです。
「Airport Checkn in」は、追加料金を払って空港でチェックインできるサービスです。※ヨーロッパのLCCは経費削減のため、オンラインチェックインすることが前提となっています。そのため空港でチェックインをすると、追加料金がかかってしまいます。
「Airport parking」は、空港の駐車場を事前に予約しておくサービスです。
「Airport transfer」は、空港へ/空港からの送迎サービスです。
「Flight information」は、事前に料金を払うと登録したメールアドレスにフライト情報が送られてくるというものです。日本だと無料のサービスに対しても追加料金がかかるのがヨーロッパのLCCです。
この画面ではそのほかに、ニュースレターの登録、旅行保険への加入ができます。
予約の最後に、「WIZZ Discount club」の勧誘ページに誘導されます。
WIZZ discont clubとは、年間29.99ユーロで19.99ユーロ以上の運賃が10ユーロ、預け入れ荷物の追加料金が5ユーロになるという会員制度です。
このページを読んでいる人はWIZZ AIRに頻繁に乗る人ではないと思いますので、加入の必要はありません。
最後に決済を行って購入完了となります。
支払いには、VISA、Master等のクレジットカードが使用できます。
3.まとめ
WIZZ AIRの航空券ですが、空港でのチェックインやオーバーヘッドキャビンへの荷物に別料金がかかるなど、日本のLCCとは少し勝手が異なりました。
WIZZ AIRを利用する場合は、自分にとって何が必要で何が要らないサービスなのか、よく考えてから購入することをおすすめいたします。
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