白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

白ちゃんの空港ガイド vol.1 テルアビブ・ベングリオン国際空港

 

お久しぶりです。白ちゃんです。

このブログではあまりネットで出てこない空港の利用方法に関しても紹介していきたいと思います。

 

第1回目は、テルアビブ・ベングリオン国際空港です。

イスラエルに空路で行こうとする方は必ずと言っていいほどテルアビブの空港を使用すると思います。しかしこの空港、セキュリティチェックの厳しいイスラエルにあるということで利用方法も特殊です。この記事ではテルアビブ空港の利用方法についてまとめていきたいと思います。

 

 

1.空港の到着時

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(Google mapより作成)

(エルアル航空を利用して空港に到着したときの模様はこちら↓)

白ちゃんの搭乗記 vol.1.1 エルアル航空82便 (成田→)バンコク→テルアビブ (前編) - 白ちゃんの旅ノート

白ちゃんの搭乗記 vol.1.2 エルアル航空82便 (成田→)バンコク→テルアビブ (後編) - 白ちゃんの旅ノート


テルアビブ空港の到着時は、普通の空港と基本的には同じです。ほとんどの飛行機でも到着するのは入国審査場から離れた建物です。そのため、入国するためには連絡通路にある長い廊下を通り抜ける必要があります。多少歩きますが、空港内の表示に従って歩けば問題ありません。

 

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(搭乗橋のある建物と入国審査場をつなぐ廊下)

この後は入国審査です。入国審査もある程度の英語力があれば問題ありません。自分は滞在日数とイスラエルで行く場所、イスラエルに知り合いはいるかなどを聞かれました。入国審査でかかった時間は10分ほどであったと思います。その後、入国審査官から入国印代わりの滞在許可カードをもらって手続きは終了です。

余談ではありますが、このときに「1人で旅していてさみしくないのか」みたいなことも聞かれました。確かにバンコク等で見かける欧米人は必ず2、3人で見かけるので、入国審査官からしたら1人旅の日本人は奇妙に見えたのかもしれません。

ここまでは比較的トラブルもなく過ごすことができました。しかし、問題が起きたのはバッゲージクレームのときです。入国審査の後に預けていたスーツケースがベルトコンベアに乗ってやってきました。私は荷物の外観に特段異常は見つからないのを確認して空港を後にしました。問題に気付いたのはその晩、ホテルに着いてからでした。スーツケースのカギが破壊されています。おそらくセキュリティチェックのときに係員が強引に開けたのでしょう。今後イスラエルに行かれる方は預け入れ荷物には用心したほうがいいと思います。

 

2.テルアビブ空港からの出国

イスラエル旅行者からよく言われるのは、「イスラエルは出国のほうが大変」というものです。そのため、テルアビブ空港を利用する人は出発時間の3時間前に空港に来ることが推奨されています。

これは、イスラエルからの出国する際には越えなければならない関門があることに起因しています。

 

関門その①チェックインカウンター前にあるセキュリティカウンター

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普通の空港では飛行機に乗る際、直接チェックインカウンターに向かうことができます。一部の国ではターミナルビルに入るときに荷物検査がある程度でしょう。しかし、テルアビブ空港は違いました。なんとこの空港には、チェックインカウンターの前にセキュリティカウンターが存在するのです。

 

セキュリティカウンターでは、イスラエルを出国する人たちがテロリストでないことを徹底的に調べられます。日本人以外は信頼があるのか、セキュリティーカウンターで簡素な質問があるのみです。日本人以外の方はスイスイと航空会社のチェックインカウンターに誘導されます。

しかし、イスラエルは日本人に対しては疑り深い国家です(おそらく日本赤軍が起こした銃乱射事件が関係しています)。日本人は厳重なセキュリティーチェックを受けなければなりません。他の方の旅行記などを見ていると、イスラエルと敵対しているイスラム国家の入国スタンプがある人は、特に厳重な質問を受けなければならないようです。私も以前にマレーシア、インドネシアに行ったことがあるため、長時間にわたる質問を受けました。私のセキュリティカウンターでの質問は以下の通りです。

セキュリティカウンターに到着すると、最初は普通の係員(お姉さん)が質問をしてきました。

「イスラエルではどこに行ってきたの」

「イスラエルで何をしたの」

ここまでは普通の質問です。私も普通に答えました。しかし問題だったのはこの後です。お姉さんはパスポートのスタンプを調べ、マレーシアとインドネシアの入国印を発見します。

「マレーシアにはなぜ行ったの」

「マレーシアにあなたはいつ行ったの」(パスポートはお姉さんが持っているので、軽いクイズのような形です。)

「マレーシアには知り合いはいるの」

「マレーシアは誰と行ったの」

インドネシアについても同様のことを聞かれましたが、お姉さんの表情は曇ったままです。お姉さんは隣のゲートでセキュリティチェックをしていた同僚と相談をし始めますが、私を通していいか判断がつかない様子です。そしてついに、少し待たされたあとお兄さんが登場します。

「I'm a supervisor of this department.」と言ってからまた同じ質問が始まります。ついに監督者が出てきてしまいました。

「イスラエルではどこに行ってきたの」

「イスラエルで何をしたの」

先ほどと同じ質問が繰り返されます。

エルアル航空の搭乗時にも同じような質問を延々とされましたが、どうやら私は恐怖を感じると震えるようです。ここでもいろいろな質問をされた結果、体が震えだします。

「どうしてお前は震えているんだ」お兄さんは私に何かやましい事情があるのかと怪しんでいる様子です。

あなたの質問が怖いからです、と答えますが、お兄さんは納得してくれません。もう一度「どうしてお前は震えているんだ」と言われますが、私も同じように返すので禅問答のようになってしまいます。

同じやり取りが5分くらい続いたでしょうか、これ以上質問しても意味がないと思ったのか、お兄さんはついにセキュリティカウンターを通してくれるようです。出国審査で使うバーコードを張り付けてパスポートを返してくれます。ついにセキュリティチェック通過です。ここまで30-40分かかったと思います。正直非常に疲れました。この後は航空会社のカウンターが待っていますが、こちらは普通に荷物を預けることができました。

 

関門その②延々と続く荷物検査&火薬検査

航空会社のカウンターで荷物を預けた後は出国です。まずは荷物検査があります。荷物検査の動線はっきりしており列に並ぶだけです。しかし問題なのはそのあとでした。空港職員が、パスポートに貼られたバーコードの上にある数字を見ながらを並ぶ列を指示しているようです。私は当然(?)怪しい者扱いされているらしく、やたらと検査の機械が並べられているレーンに誘導されます。持っていたバッグの中身をすべて出されて検査された上、火薬探知機を使った検査も行われました。テルアビブ空港は警備が厳重とは聞いていましたが、ここまで厳重とは...慣れない英語での会話やセキュリティチェックで非常に疲れます。

 

出国審査→搭乗ゲート

続いては出国審査です。イスラエルの出国審査自体は簡単です。入国時に渡されたカードを機械にかざし、ゲートを通過するだけです。今までの手続きからすると非常にあっけなかったです。

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出国が完了すると、入国時に通った通路を通り、搭乗橋の建物に移動します。入国時には入国できるか心配でドキドキしながら通ったこの通路ですが、出国時は意気揚々と通ることができます。

 

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移動した先の建物には、待合室や免税店があります。

少しゆっくりしたかったのですが、カウンター前のセキュリティチェックで時間がかかってしまったため、搭乗口へ急ぎます。テルアビブ空港はメインの建物から放射状に通路が分かれているため、自分の搭乗口を必ず確認しましょう。

 

私はこのあとイスタンブールへ向かったのですが、それはまた別の記事で書きたいと思います。(テルアビブからイスタンブールへ向かった時の記事はこちら→白ちゃんの搭乗記 vol.7 ペガサス航空786便 テルアビブ→イスタンブール - 白ちゃんの旅ノート)

ネット上にあるブログなどから、テルアビブ空港のセキュリティーレベルの高さは知っていましたが、行ってみると想像以上でした。英語に自信のない方は、事前に旅程表を印刷しておくなどの対応が必要です。この記事を見て頂いている方にはイスラエルへ渡航しようとしている方もいると思いますが、頑張ってください。それでは、またブログでお会いしましょう。