白ちゃんの旅ノート

世界各地の搭乗記を中心に、飛行機や空港に関することを紹介しています。

白ちゃんの搭乗記 vol.2.1 マカオ航空861便 成田→マカオ→ハノイ (前編)

 

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フライト情報

航空会社:マカオ航空

便名:NX861便

区間:NRT(東京/成田国際空港)→MFM(マカオ国際空港)

機材:A320(B-MCI)

利用日:2019/2/22

 

1.はじめに

今回の搭乗記はマカオ航空です。

スカイスキャナー(https://www.skyscanner.jp/)を使って東南アジア行きの航空券を探すと、マカオ航空利用の航空券が最安値として出てくることがあります。

マカオ航空はその名の通りマカオを本拠地とする航空会社です。FSC(Full Service Career:LCCではない航空会社)なので、荷物の量を心配することもありません。またANAとマイレージサービスで提携しているので、運賃によってはマカオ航空に乗ってANAのマイルを貯めることも可能です。安い価格でマイルも貯まるマカオ航空、一体どのような航空会社なのでしょうか。

今回はそのマカオ航空を利用してハノイへ行った時の搭乗記です。

 

2.マカオ航空の価格について

今回の航空券は成田⇔マカオ⇔ハノイと購入しています。

2018年の10月末に2019年2月下旬の航空券を往復¥32,580で購入しました。この航空券を購入した時点では、LCCのベトジェットも同じ価格帯で購入できましたが、LCCの狭い座席に5時間半も閉じ込められるのは嫌だったのでマカオ航空にしました。今回は同行人のパスポートの手配がまだであったため、航空券の購入にはsurprice(https://www.surpricenow.com/flights_sp/search/search.aspx)を利用しました。ただし、surpriceを経由してマカオ航空の航空券を購入した場合、購入時に座席指定はできませんでした。パスポートを持っていてマカオ航空が最安値で出てきた時は、マカオ航空公式サイトから購入した方がいいと思います。(一般論として公式サイトから買った場合、料金がかかる場合もありますが、座席指定をすることが可能です。そしてなにより飛行機が欠航や払い戻しになった時に直接やりとりできるので楽です。)

 

3.搭乗記

マカオ航空は東京(成田)・大阪(関西)・福岡に就航しています。そのうち、成田発着の便は第2ターミナルからの出発です。今回利用するNX861便は成田国際空港を15:30に出発し、マカオ国際空港には20:00に到着します。

 

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 マカオ航空は成田空港に1日2便就航させており、このうちNX861便はIカウンター、NX867便はQカウンターを使用しています。便によって使用するカウンターが異なるので注意が必要です。このうち私はNX861便を利用しました。早速チェックインカウンターに並びます。

チェックインカウンターではもちろん日本語が通じます。ただし、私がチェックインする前のお客さんは「成田→マカオ(入国して1泊)→翌朝の便でバンコク」という旅程を組んでいたようで、チェックインに時間が掛かっていました。第3国を経由して目的地に向かう場合、荷物の処遇(この場合はマカオで荷物をいったん引き取るのか、それとも最終目的地まで荷物を送ってしまうのか)をどうするのか決める必要があります。

 

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(Google mapより作成)

チェックインを終えた後は出国審査をくぐり抜け、搭乗口へと向かいます。マカオ航空の搭乗口はサテライトです。第2ターミナルのサテライトは本館から離れているのでご注意ください。

 

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サテライトに着いたらいよいよ搭乗です。マカオ航空の座席は、青系の落ち着いた色となっています。

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座席の背面にはテーブルのみついていて、日本の国内線の座席に近い印象を受けます。シートピッチもそれなりにあります。LCCにありがちな膝が前の座席に当たって不快な思いをするということもありません。2019年に乗った吉祥航空(白ちゃんの搭乗記 vol.24.1 吉祥航空1382便 新千歳→上海→ヘルシンキ(前編) - 白ちゃんの旅ノート)と、雰囲気が似ています。

 

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飛行機は乗客を乗せてドアクローズ。滑走路へ向かいます。この日の離陸滑走路はRWY16R。第2ターミナルから滑走路までが非常に遠く感じます。

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やっとのことで飛行機は滑走路端に到着。搭乗した機体の後ろには、今はなきバニラエアのA320がいました。

飛行機は成田空港を南側に向けて離陸。そのまま太平洋上へ出ます。

 

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飛行機は上空へ到達し、シートベルト着用サインが消灯されます。機内にwifiは飛んでいるようなので、スマートフォンから接続してみます。そうするとマカオ航空のエンターテイメントサイトにはつながるのですが、どのコンテンツをクリックしても準備中と出てくるだけでした。飛行中の時間を有効活用したい人は、事前にスマホに映画等をダウンロードしておくといいと思います。

  

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離陸してから1時間後、機内食が配られます。ご飯にあんかけ、そうめんに寿司という内容でした。味は可もなく不可もなくといった感じです。機内食が出るのが、LCCとの違いでもあります。

 

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 マカオ航空の機内誌は、「澳門之翼」と名付けられています。搭乗した月の表紙は港珠澳大橋でした。

機内誌には広東語で書かれたコーナーのほか、英語の記事もありました。英語が少しできる人には暇つぶしになるかもしれません。


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 飛行機はひたすら南西へ飛びます。このような大空を眺められるのも飛行機旅の良いところです。

 

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機内食のあと、ウトウトしているうちにマカオ国際空港に到着。5時間半のフライトでした。煌々と輝くビル街がマカオに来たことを実感させてくれます。

マカオに到着後、今度は乗り継ぎです。一旦入国審査場へ行く人たちと同じ廊下を通りますが、その先に金属探知機と係員がいる場所がありますので、乗り継ぎを行う人はそちらへ向かってください。マカオ空港は小さな空港ですので、乗り継ぎで迷うことはないと思います。

マカオ→ハノイの搭乗記は後編に続きます。後編の記事はこちら↓

aroundairport.hatenablog.com