[チャイナ・エアラインの747。2018/8/5撮影]
世界中にある747の保存機についてまとめてみました。
成田やタイなどの近場(?)にもあるので是非行ってみたいですね。
- はじめに
- 1.フランス ル・ブルジェ航空宇宙博物館 F-BPVJ(747-100)
- 2.タイ 747 CAFE HS-STA(747-400)
- 3.スウェーデン Jumbo Stay Hotel 9V-SQE(747-200)
- 4.アメリカ Delta Flight Museum N66US(747-400)
- 5.日本 航空博物館 N642US(747-200)
- まとめ
はじめに
[羽田空港にも定期便として乗り入れていたタイ国際航空の747も、全機退役が有力視されています。]
新型コロナウイルスが流行している昨今、航空業界は計り知れないほどのダメージを受けています。
燃費の悪い旧型機の退役が進行し、コロナが収束後には747に乗ることはより難しくなっていることでしょう。
しかし現役機の747への搭乗は難しくなっても、世界中には様々な方法で747が保存されています。
今回は、世界中で保存されている747の保存機を紹介しながら、747への「バーチャル搭乗」を楽しむことにしましょう。
1.フランス ル・ブルジェ航空宇宙博物館 F-BPVJ(747-100)
フランスのル・ブルジェ航空宇宙博物館には、エールフランス航空で活躍した747-100が保存されています。
この機体は博物館になっており、コックピットやラウンジ、ギャレーや座席など、747のすみずみまで見ることができます。
博物館はパリ中心部にあるので、アクセスも容易です。
旅客機好きの人には是非行ってほしい場所の一つです。
機内の状態等、詳しい情報は以前記事にしていますので、是非御覧ください。
2.タイ 747 CAFE HS-STA(747-400)
タイ。バンコク。
— 😸 ゆ う ま ん 🐕😷。旅好き。タイ。パタヤ中心に (@a927633160) 2021年1月3日
747 cafe
やっぱり誕生しました。
飛行機カフェ。
入場料120B。額面カフェのメニューと交換。
比較的スワンナプーム空港近し。バスやソンテゥ等でのアクセス可能。
知られる前に是非一度訪れて見ては。🤫https://t.co/mUlKDsldaC pic.twitter.com/QqdAVJaMWT
バンコクの近郊、スワンナプーム国際空港の近くに2021年1月にオープンした747Cafe。
「迷」航空会社として有名な、オリエント・タイ航空の747を活用したカフェだそうです。
機内の座席は撤去されていますが、コックピットの設備は残っている様子。
コロナが収束したら是非行ってみたい場所の一つです。
※開店前の様子はこちらのYou Tube上にアップされています。
このYouTuberさんのように、店に入って操縦桿を操作してみたいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7LLWTJGcwC8
この場所の地図
3.スウェーデン Jumbo Stay Hotel 9V-SQE(747-200)
Heading back to the USA, quick pit stop in #Stockholm before my return to host the @GaGuild event this weekend in downtown LA, check out my hotel that’s a 747 at Jumbo Stay in Sweden #Airplane #Hotel #Travel #Photos pic.twitter.com/Sn3WPDat9j
— Ryan McKay (@ryanmckaydesign) 2018年10月11日
スウェーデンのストックホルム・アーランダ空港の近くにあるJumbo Stay Hotel。
ここではなんと、747がホテルとして利用されています。
この機体は1976年にシンガポール航空で9V-SQEとして登録され、その後パンアメリカン航空で使用されたものになります。
スイートルームは1895SEK(約23000円) と高額ですが、ドミトリールームであれば450SEK(約5600円)とお手頃価格で泊まることができます。
ヨーロッパに行った際には是非行ってみたいです。
Jumbo Stay Hotelに泊まった方の滞在記はこちら↓。
コックピットに泊まれるのは羨ましいですね。
ジャンボ機のコックピットが寝室に? スウェーデンの空港にある仰天ホテル | トラベルライターの旅のデジカメ虫干しノート
4.アメリカ Delta Flight Museum N66US(747-400)
#Delta747Experience has been opened to the public for 2 years! If you haven't seen it yet: what are you waiting for? pic.twitter.com/SdwX207gcy
— Delta Flight Museum (@dlflightmuseum) 2019年3月25日
アトランタにあるデルタ航空博物館(Delta Flight Museum)では、747-400の初号機が展示されています。
機体内部にはビジネスクラスの座席が残されているほか、主翼の上に立つこともできます。
アメリカに行った際には是非行ってみたい場所の一つです。
この場所の地図
5.日本 航空博物館 N642US(747-200)
機種のみですが、日本でも747は保存されています。
保存されているのは成田空港近くにある航空科学博物館。
この機体はシンガポール航空で9V-SQQとして登録された機体で、最後はノースウェスト航空で使用されたものです。
機内ツアーに参加することで、この機体の内部に入ることができます。
機内ツアーに参加した方のHPはこちら↓
まとめ
世界中から引退しつつある747ですが、保存機という形であればコロナ収束後でも「搭乗」できそうです。
このページを見ながら、コロナ収束後の旅行を練ってみるのはいかがでしょうか。
後半パートはこちら